平家伝説殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.44
  • (17)
  • (27)
  • (62)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 387
感想 : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607039

作品紹介・あらすじ

銀座のホステス萌子は、三年間で一億五千万になる仕事という言葉に誘われ、偽装結婚をするが、周囲の男たちが次々と不審死を遂げ……シリーズ一のヒロイン、佐和が登場する代表作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 男のロマン。
    浅見光彦の爽やかさや軽やかさに陶酔したい時にまた戻ってこようと思う。
    平家の末裔、落ちたとはいえ姫君との物哀しいロマンスと連続殺人という非日常、田園風景。

  • 浅見光彦シリーズ、2作目。
    すこし、浅見光彦らしからぬおはなしでした。

  • 浅見光彦と佐和の関係が知りたくて読んだ。
    表題の平家のついて描かれた内容かと思ったが、そこは平家落武者の村の若者が起こした事件、そして佐和自身の出自ということだった。
    内容的には他のシリーズよりも(古いからか?)あっさりしていて、最後は警察の調べで事件の顛末が明らかにされたという終わりかたです。

  • 銀座ホステス・萌子は、当山という男の三年間で1億5千万になる仕事という言葉に誘われ、稲田という男と偽装結婚する。だが彼は、膨大な保険金を賭けられたうえ、謎の転落死を遂げる。また、誘いをかけた当山も、二年後には死亡する。無関係に思える二つの死が一つに結ばれた時、意外な事実が……。
    高知にある平家の落人部落に秘められた謎。そこに住む野生のカモシカを思わせる美少女・佐和。密室トリックと想像を絶するドンデン返し。本格気鋭が放つ長編伝奇推理。

  • 浅見シリーズの中でも凝った仕掛け。不可能犯罪、密室トリック、事件の大きなからくり。欲さえかかなければまさしく完全(安全)犯罪だったかもしれない。しかしどうあろうと犯罪は犯罪であり、こうやってその間違った計画は破綻していくという事。それとは別に佐和との関係も気になるところ。そしてなぜかこのとき兄・陽一郎氏が部署が違うっていうのが初期作品でまだベースが固まってない感じがして逆に面白い。

  •  二つの不可能犯罪に浅見光彦が挑む今回。光彦の手により明らかにされていく犯罪の全貌、情緒溢れる平家の隠れ里、美しきヒロイン稲田佐和との恋の行方。

     今なお人気が続く浅見光彦シリーズの原点がここに。

  •  後鳥羽伝説殺人事件に続き、浅見光彦ミステリーシリーズを読んでみた。例に漏れず読みやすく、すぐに読み終えることができた。作品自体の展開は、解説でも触れられているように倒叙もの(犯人が明らかにした状態で、謎が解かれている形式のミステリー)の小説で、後半で浅見光彦が犯人を追いつめていく展開がテンポ良く進み、楽しく読み進めることができた。
     巻末の著者自身の解説でも、この小説が書かれたのがまだ著者自身が素人の(プロの小説家でない)頃の作品で在ることが述べられている。確かに、読み終わってからもう一度、展開を追ってみると荒削りな部分が多いかなという感じはする。犯人が犯行を実施した方法についても、小説の展開のために都合良く作られているかなという印象も受ける。また、その荒削りさが、後半のテンポ良い展開に、より力を与える原因ともなっているのかなという感じもする。

  • 内容(ブックデータベースより)

    銀座のホステス萌子は、三年間で一億五千万になる仕事という言葉に誘われ、偽装結婚をするが、周囲の男たちが次々と不審死を遂げ……シリーズ一のヒロイン、佐和が登場する代表作。

    令和4年5月11日~13日

  • あっという間に読み終わった。
    いろんな地方が出てきて、自分の地元が出てくることが嬉しかった。

  • 『後鳥羽伝説殺人事件』に続いて、浅見光彦シリーズを読むのは2冊め。

    ふつうに面白くすいすい読めた。犯人が最初からわかっている刑事コロンボ型の構成かと思いきや、予想外の展開に途中でやめられなくなる。犯行の動機もやや意外で少々しんみり。面白かった。

    がっつり系の読むのにエネルギーが要る本を読んだ後は、こういう本がリフレッシュできてよし。(2007.9.29)

全35件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京都出身、現在は軽井沢に在住。1980年、『死者の木霊』でデビュー。82年には浅見光彦が初登場する『後鳥羽伝説殺人事件』を上梓。以来、日本人の心の琴線に触れるミステリーを書き続けている。07年、全著作累計が一億冊突破。08年、第11回日本ミステリー文学大賞受賞。

「2022年 『日蓮伝説殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田康夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×