平家伝説殺人事件 (角川文庫)

著者 :
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レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607039

感想・レビュー・書評

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  •  二つの不可能犯罪に浅見光彦が挑む今回。光彦の手により明らかにされていく犯罪の全貌、情緒溢れる平家の隠れ里、美しきヒロイン稲田佐和との恋の行方。

     今なお人気が続く浅見光彦シリーズの原点がここに。

  •  後鳥羽伝説殺人事件に続き、浅見光彦ミステリーシリーズを読んでみた。例に漏れず読みやすく、すぐに読み終えることができた。作品自体の展開は、解説でも触れられているように倒叙もの(犯人が明らかにした状態で、謎が解かれている形式のミステリー)の小説で、後半で浅見光彦が犯人を追いつめていく展開がテンポ良く進み、楽しく読み進めることができた。
     巻末の著者自身の解説でも、この小説が書かれたのがまだ著者自身が素人の(プロの小説家でない)頃の作品で在ることが述べられている。確かに、読み終わってからもう一度、展開を追ってみると荒削りな部分が多いかなという感じはする。犯人が犯行を実施した方法についても、小説の展開のために都合良く作られているかなという印象も受ける。また、その荒削りさが、後半のテンポ良い展開に、より力を与える原因ともなっているのかなという感じもする。

  • 『後鳥羽伝説殺人事件』に続いて、浅見光彦シリーズを読むのは2冊め。

    ふつうに面白くすいすい読めた。犯人が最初からわかっている刑事コロンボ型の構成かと思いきや、予想外の展開に途中でやめられなくなる。犯行の動機もやや意外で少々しんみり。面白かった。

    がっつり系の読むのにエネルギーが要る本を読んだ後は、こういう本がリフレッシュできてよし。(2007.9.29)

  • 内田先生ご自身や、浅見光彦ファンの間でも人気で、かつシリーズでも重要なポジションにある作品ということで再読。

    これがシリーズの中でも重要な話とされているのは、ひとえに、ヒロイン・稲田佐和が光彦の本命とされているからだと思います。
    ですが、割とくっつく過程が唐突というか。しかしその後に思い入れを残しているのはハッリと読み取れます。運命を感じたということなんでしょうか。

    ストーリーとしては、単純な保険金殺人と見せかけてそうじゃなかったあたりが面白いです。
    まさか稲田が萌子と会う前からニセモノだったとは!

  • タイトルで出落ちの浅見光彦シリーズ。「平家伝説」じゃなくて「高知の平家落人部落」がちょろっと出てくるだけで、以後特にこれという話もない。

    さて、ページを開いて2ページ目「タロちゃん」で気づいた。これ、中学生くらいの時に読んでたわ。幸い、人物名とトリックと犯人と伊勢湾台風の話以外は忘れていたので(それでほとんどだけど)、それなりに楽しめたけどね。

    内容は、「殺人事件」とは名ばかりで(平家伝説もダメ、殺人事件もダメなら、どんなタイトルやねん)、全然人が死なない。中盤でようやく一人飛び降り自殺疑惑が出てくるだけ。

    見どころとしては、浅見光彦が割とコミカルなキャラクターとして描かれ、翻弄されるところだろうか。そう考えると、中途半端なラブストーリーも不要か。

    1980年代によくありがちだったミステリで、容疑者のひらめく偶然が重なるところに無理があることを除いて破綻もなく、まあそれなりの作品。

  • 展開が気になりほぼ一気読みでした。
    浅見の今後のロマンスがどう進展していくか気になります。

  • 浅見さん2作目。
    おもしろかった。

  • 珍しく、トリックがちゃんとある(笑)。

  • 浅見シリーズ、屈指の名作。二つの転落死のトリック。20年以上前の出来事に事件の真相が、、、

  • 浅見シリーズ屈指の名作。不可能犯罪、密室トリック、そしてシリーズ史上、人気NO.1のヒロイン・佐和。

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