戸隠伝説殺人事件 (角川文庫 う 1-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607046

作品紹介・あらすじ

戸隠は数多くの伝説を生み、神秘性に満ちた土地。長野実業界の大物、武田喜助が〈鬼女紅葉〉の伝説の地で毒殺された。そして第二、第三の奇怪な殺人が……本格伝奇ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 戸隠神社に行ったばかりなので、土地勘がある。
    土地勘があると読んでいて楽しいよなーと思って、借りた本。
    内田康夫さんらしい設定。
    そして、最後も。
    内田康夫シリーズは好きなのだけど、最後がこういう結末になるパターンが多くて、それが少し残念。。
    でも、戦時中は、人間が人間の心をなくしていたと思うから、この小説のような出来事は、実際に起こっていたかもしれないな。と思う。
    戦争は、人間が人間の心をなくして、それに気づかず、それが当たり前だと錯覚する人が増えるのだと思う。

  • 戸隠の鬼女伝説になぞらえた連続殺人事件。動機は最初から提示されておりサスペンスのようでもありましたが…実行犯が誰かなかなか分からなくて面白かったです。ここまでの内田先生で一番楽しめました。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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