琥珀の道(アンバー・ロード)殺人事件 (角川文庫)

著者 : 内田康夫
  • 角川書店 (1989年10月1日発売)
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607107

琥珀の道(アンバー・ロード)殺人事件 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 古代日本では、琥珀が岩手県久慈から奈良の都まで運ばれていた。その「琥珀の道」をたどったキャラバン隊のメンバーの相次ぐ変死。久慈から単身上京していたOL大岡滝子は早稲田面影橋で通り魔に襲われ、本井博正は久慈海岸で投信自殺を遂げた…かに見えた。残された写真に写る謎の人物とは?古代の琥珀の知られざる秘密とは?

  •  いわずとしれた推理小説。
     浅見光彦さんが出てくる小説です。
     個人的に浅見さん大好きだったんですが、今はその熱はちょっと冷めています。
     それは、自分自身が浅見さんの年齢に近くなってきて、リアルに物事が見れるようになってきたからなのか、それとも、前ほど浅見さんが魅力的じゃなくなってしまったのか……その辺りは追及しないでおきましょう。

     まあ、個人的な感想はさておき、今回の浅見さんですが、今回は橋本刑事という警察の中の人が事件の相談で現れたことが事の発端。
     彼が担当している事件が、通り魔殺人の方向で捜査されているけれど、どうやら違うような気がするのだけれど、捜査本部の中では自分以外誰もその意見に賛成してくれないので、浅見名探偵のお力を貸してほしい……というのが彼の言い分。
     もちろん、浅見さんは断るポーズはとるけれど、当然の如く断るはずもなく、久慈までえっちらおっちら出かけていってしまう……という話でした。

     とりあえず、浅見シリーズではお約束になっているヒロインさんですが、今回のヒロインさんは、被害者の友人の妹。
     お姉さんと似ずに、とてもキレイな女の人だったんですが、軽井沢まで車の助手席に乗せて行ったのと、軽井沢のセンセのところで再会したのと、最後に一度頼みごとをしたのでサヨウナラ。
     以前はもうちょっと紆余曲折あったような気がしたんですが、年を経るごとに浅見さんはどんどんヘタレになっていっているような気がしてしょうがないです。
     もう少し発展させて、それでもくっつかないから、浅見光彦シリーズはおもしろいのになあ……とちょっと期待はずれでがっかり。

     そして肝心の本編なのですが。
     浅見が久慈に行ってみると、奇妙なことに被害者が直前まで見ていた写真に写る人物の一人が、殺されていることが判明して……という展開で繋がらないと思った事件は微妙に繋がったけれど、結局はまったく別の犯人だった。
     ところがそのそもそもの真犯人については、結局のところ自殺してしまう、という展開になってしまってやっぱりがっかり。

     個人的には、何があろうとも生きてないといけないと思うし。
     そのために労力を割いている人がいるんだから、真実はしっかりとみんなに知ってもらえる形にした方がいいとは思うんですけど、相変わらずこの作者さんとは主義主張が合わない。
     もうこれは諦めたほうがいいと思っていることの一つでもあるので、諦めてますが、やっぱり後味悪いなあ……って思うと、あまりいい気持ちじゃないですよね。

  • 浅見光彦の公式第35事件
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  • 浅見光彦シリーズを最近読み始めた。
    軽妙な文章で確かに面白いんだけど、結末がもやっとする作品がある。
    この作品もそうだ。
    何て言うかな…浅見が警察ではないことが原因だと思うが、犯人をスッキリと逮捕!ってことにならない作品もあるのな。
    個人の好みの問題だけど、僕はどうも好きになれん。

  • 借りた本。浅見好きのその人には浅見さんの扱いが酷いって言ってた(笑)

  • 琥珀は呪術などにも使用していたらしく、焚くと香りが出るとか。
    そして、軽井沢の先生が軽妙。

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