琥珀の道殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 148
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607107

作品紹介・あらすじ

古代日本では、琥珀が岩手県久慈から奈良の都まで運ばれていた。その「琥珀の道」をたどったキャラバン隊のメンバーの相次ぐ変死。久慈から単身上京していたOL大岡滝子は早稲田面影橋で通り魔に襲われ、本井博正は久慈海岸で投信自殺を遂げた…かに見えた。残された写真に写る謎の人物とは?古代の琥珀の知られざる秘密とは?"名探偵"浅見光彦が探るうちに事件は思わぬ方向へ。内田康夫、長編第50作を飾る渾身の書き下ろしミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 古代日本では、琥珀が岩手県久慈から奈良の都まで運ばれていた。
    その「琥珀の道」をたどったキャラバン隊のメンバーの相次ぐ変死。久慈から単身上京していたOL大岡滝子は早稲田面影橋で通り魔に襲われ、本井博正は久慈海岸で投身自殺を遂げた…かに見えた。
    残された写真に写る謎の人物とは?古代の琥珀の知られざる秘密とは?
    “名探偵”浅見光彦が探るうちに事件は思わぬ方向へ。

  • 古代日本では、琥珀が岩手県久慈から奈良の都まで運ばれていた。その「琥珀の道」をたどったキャラバン隊のメンバーの相次ぐ変死。久慈から単身上京していたOL大岡滝子は早稲田面影橋で通り魔に襲われ、本井博正は久慈海岸で投信自殺を遂げた…かに見えた。残された写真に写る謎の人物とは?古代の琥珀の知られざる秘密とは?

  •  いわずとしれた推理小説。
     浅見光彦さんが出てくる小説です。
     個人的に浅見さん大好きだったんですが、今はその熱はちょっと冷めています。
     それは、自分自身が浅見さんの年齢に近くなってきて、リアルに物事が見れるようになってきたからなのか、それとも、前ほど浅見さんが魅力的じゃなくなってしまったのか……その辺りは追及しないでおきましょう。

     まあ、個人的な感想はさておき、今回の浅見さんですが、今回は橋本刑事という警察の中の人が事件の相談で現れたことが事の発端。
     彼が担当している事件が、通り魔殺人の方向で捜査されているけれど、どうやら違うような気がするのだけれど、捜査本部の中では自分以外誰もその意見に賛成してくれないので、浅見名探偵のお力を貸してほしい……というのが彼の言い分。
     もちろん、浅見さんは断るポーズはとるけれど、当然の如く断るはずもなく、久慈までえっちらおっちら出かけていってしまう……という話でした。

     とりあえず、浅見シリーズではお約束になっているヒロインさんですが、今回のヒロインさんは、被害者の友人の妹。
     お姉さんと似ずに、とてもキレイな女の人だったんですが、軽井沢まで車の助手席に乗せて行ったのと、軽井沢のセンセのところで再会したのと、最後に一度頼みごとをしたのでサヨウナラ。
     以前はもうちょっと紆余曲折あったような気がしたんですが、年を経るごとに浅見さんはどんどんヘタレになっていっているような気がしてしょうがないです。
     もう少し発展させて、それでもくっつかないから、浅見光彦シリーズはおもしろいのになあ……とちょっと期待はずれでがっかり。

     そして肝心の本編なのですが。
     浅見が久慈に行ってみると、奇妙なことに被害者が直前まで見ていた写真に写る人物の一人が、殺されていることが判明して……という展開で繋がらないと思った事件は微妙に繋がったけれど、結局はまったく別の犯人だった。
     ところがそのそもそもの真犯人については、結局のところ自殺してしまう、という展開になってしまってやっぱりがっかり。

     個人的には、何があろうとも生きてないといけないと思うし。
     そのために労力を割いている人がいるんだから、真実はしっかりとみんなに知ってもらえる形にした方がいいとは思うんですけど、相変わらずこの作者さんとは主義主張が合わない。
     もうこれは諦めたほうがいいと思っていることの一つでもあるので、諦めてますが、やっぱり後味悪いなあ……って思うと、あまりいい気持ちじゃないですよね。

  • 浅見光彦の公式第35事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 浅見光彦シリーズを最近読み始めた。
    軽妙な文章で確かに面白いんだけど、結末がもやっとする作品がある。
    この作品もそうだ。
    何て言うかな…浅見が警察ではないことが原因だと思うが、犯人をスッキリと逮捕!ってことにならない作品もあるのな。
    個人の好みの問題だけど、僕はどうも好きになれん。

  • 借りた本。浅見好きのその人には浅見さんの扱いが酷いって言ってた(笑)

  • 琥珀は呪術などにも使用していたらしく、焚くと香りが出るとか。
    そして、軽井沢の先生が軽妙。

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著者プロフィール

内田 康夫(うちだ やすお、1934年11月15日 – 2018年3月13日)
東京府東京市滝野川区(現・東京都北区)に生まれる。長野市出身の父の実家が戦災で被害を受けたため、長野市から戸隠山麓の村、秋田県羽後町、雄勝町、埼玉県、静岡県沼津市、秋田県秋の宮などに移り住む。
埼玉県立川越高等学校、東洋大学文学部国文学科中退。コピーライターや広告製作会社の社長を経て、小説を書く。1980年『死者の木霊』、1981年『本因坊殺人事件』を栄光出版社(当時。現在は別の出版社から刊行)から自費出版。3000部刊行の前者『死者の木霊』が朝日新聞書評で紹介されたことを機に、作家デビュー。1982年刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』が商業デビュー作となり、ここで名探偵浅見光彦が誕生。浅見光彦が登場する作品は116事件。累計で約9700万部を発行、映画やドラマ化もされて人気を博した。推理・ミステリー小説だけでなく、随筆やファンタジーなども手がけた。2008年、日本ミステリー大賞を受賞。
2015年7月26日脳梗塞が見つかったために入院し、毎日新聞で連載していた浅見光彦シリーズ「孤道」は2015年8月12日で終了。後遺症の左半身麻痺のため2017年3月に作家活動を休止、『孤道』執筆分がまとめて刊行された。加えて中断された物語の結末を一般公募し、最優秀作を「完結編」として刊行するという、毎日新聞出版、毎日新聞社、講談社、内田康夫財団連名による「内田康夫『孤道』完結プロジェクト」が広く話題となった。募集は2018年4月まで行われた。募集期間中の3月13日、敗血症のため83歳で逝去。
完結プロジェクト最優秀賞は和久井清水さん「孤道 我れ言挙げす」に決定。2019年春に講談社から刊行予定。

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