軽井沢殺人事件 (角川文庫)

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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607152

感想・レビュー・書評

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  • 金の売買などのインチキ商法で世間を騒がせた「佐賀原商事」の幹部社員平山は、南青山で交通事故に遭い、死亡した。後には「ホトケのオデコ」という謎の言葉と「九条亜矢子」という名刺が残った。亜矢子は現在、政界に隠然たる影響力を及ぼすフィクサー・大原と結婚していた。一方、軽井沢大橋で、警視庁公安部員が不審死を遂げた。事件の背後には四十数年前のある出来事が…。
    信濃のコロンボ・竹村警部と名探偵浅見光彦が初めて共演。
    霧の軽井沢を舞台に、上流社会の絢爛たる世界を描くロマンティック・ミステリー。

  • 浅見光彦の公式第19事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 読むと、軽井沢に旅行したくなるよな話だ。
    また、軽井沢って一口に言ってもこんなに広い?んだ・・・って思う。
    昔から住んでいる人や実際に別荘を持っている人からすれば、地域名を言っただけで、持つ印象も、思い浮かぶ景色も違うのだろうなぁ。
    この物語の「結び」が霧の中に封じ込められたように、なんていうか読み終わってもいまひとつ非現実的で、夢の中に居たような印象を受けるのはやっぱり・・・物語中でも言っているように「軽井沢」という土地が持つ独特のものがあるのかもしれない。 なんていうか、一種の異空間みたいな?
    不思議な物語だった。

  • 昨年訪れた軽井沢の地を思い起こしながら読みました。
    人間関係とその土地の雰囲気を味わいました。

  • あああ、惜しい!
    最後の方にちょっとがっかりする描写があって、
    それさえなければ
    私は初の★4つを内田康夫作品に捧げるところだった。
    私が読んだ内田康夫作品の中では一番良かったんだけどなー。
    どの辺が?
    と聞かれると、
    えーと、なんかわざとらしくないところとか、
    話が複雑に絡み合っているところとか。

    でもこの絡み合っているが故に
    最後の方で私が興ざめする一文が出てきたんだと思うけど…。
    それでも★3つ(=面白い)です。

  • 金売買のインチキ商法で世間を騒がせた会社幹部が交通事故死した。「ホトケのオデコ」という妙な言葉と名刺を残して。霧の軽井沢を舞台に、信濃のコロンボ竹村警部と名探偵浅見が初めて競演。

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著者プロフィール

内田 康夫(うちだ やすお、1934年11月15日 – 2018年3月13日)
東京府東京市滝野川区(現・東京都北区)に生まれる。長野市出身の父の実家が戦災で被害を受けたため、長野市から戸隠山麓の村、秋田県羽後町、雄勝町、埼玉県、静岡県沼津市、秋田県秋の宮などに移り住む。
埼玉県立川越高等学校、東洋大学文学部国文学科中退。コピーライターや広告製作会社の社長を経て、小説を書く。1980年『死者の木霊』、1981年『本因坊殺人事件』を栄光出版社(当時。現在は別の出版社から刊行)から自費出版。3000部刊行の前者『死者の木霊』が朝日新聞書評で紹介されたことを機に、作家デビュー。1982年刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』が商業デビュー作となり、ここで名探偵浅見光彦が誕生。浅見光彦が登場する作品は116事件。累計で約9700万部を発行、映画やドラマ化もされて人気を博した。推理・ミステリー小説だけでなく、随筆やファンタジーなども手がけた。2008年、日本ミステリー大賞を受賞。
2015年7月26日脳梗塞が見つかったために入院し、毎日新聞で連載していた浅見光彦シリーズ「孤道」は2015年8月12日で終了。後遺症の左半身麻痺のため2017年3月に作家活動を休止、『孤道』執筆分がまとめて刊行された。加えて中断された物語の結末を一般公募し、最優秀作を「完結編」として刊行するという、毎日新聞出版、毎日新聞社、講談社、内田康夫財団連名による「内田康夫『孤道』完結プロジェクト」が広く話題となった。募集は2018年4月まで行われた。募集期間中の3月13日、敗血症のため83歳で逝去。
完結プロジェクト最優秀賞は和久井清水さん「孤道 我れ言挙げす」に決定。2019年春に講談社から刊行予定。

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