上野谷中殺人事件 (角川文庫)

著者 : 内田康夫
  • KADOKAWA (1991年2月7日発売)
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607206

作品紹介・あらすじ

東京の北への玄関口、上野駅に再開発計画があるという。地上300mの超高層駅ビル、不忍池地下の大駐車場。地元の下町では賛成派と反対派に意見が分かれていた。大林繭美はタウン誌を発行しながら、この愛すべき街を守ろうと忙しい毎日を送っていた。ある日、ルポライター浅見光彦は軽井沢の作家から1通の奇妙な手紙を託された。そして、数日後、差出人は谷中霊園で「自殺」した。情緒あふれる東京の下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー。

上野谷中殺人事件 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 上野駅の開発とか、ずいぶん懐かしい話だなーと思ってたら、1991年に出た話なんですね。
    浅見光彦シリーズの中で、軽井沢のセンセが直接出てくる話のなかの一つ。

    上野・不忍池で起きた殺人事件の容疑者が、谷中霊園で殺された。軽井沢のセンセはこの亡くなった容疑者から「自分は無実です」との手紙を受け取っており、調査を光彦に依頼。
    光彦は谷中に赴き、「谷根千」ブームの火付け役となったタウン誌の編集をしている女性と知り合う。
    彼女を軸に調査を進めていると、事件の背後に上野駅の開発に関する揉め事が浮かび上がってくる。

    上野駅や周辺の下町が抱える、華やかで楽しげだけでは済まない事情。親子の確執、戦時中の暗い過去などが、短い中に濃く詰まっていて良かった。
    タウン誌編集の女性はわりとモデルがハッキリしてるけど、大胆に登場させたなぁ。
    ところどころに出てくるスミちゃんが可愛かったです。

  • 推理作家内田康夫の元へ、殺人の容疑で取り調べられてる男から助けを求める手紙が届き、内田はこれを浅見探偵につげるが、すぐには着手できずにいる間に手紙の主の自殺死体が発見される。

  • 上野駅再開発をめぐる人間模様

    今回の浅見さん、ちょっと好きになれなかった。

  • 浅見光彦の公式第46事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 上野の再開発計画。賛成派と反対派に意見が分かれ、その最中で起こる殺人事件。情緒あふれる東京下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー

  • 「上野駅に対する愛着と、その裏返しのような嫌悪感」が事件を引き起こす…上野駅。確かに独特の雰囲気のある駅だ。

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