耳なし芳一からの手紙 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 233
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607237

作品紹介・あらすじ

下関からの新幹線に乗りこんだ男が死んだ。差出人”耳なし芳一”からの謎の手紙「火の山で逢おう」を残して。偶然居あわせたルポライター浅見光彦がこの謎に迫る! 珠玉の旅情ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • #2671-433


  • 終戦直後の混乱時には、計り知れない事が、その後の人生に大きく左右する~。

  • 下関から新幹線に乗りこんだ男が「あの女にやられた」と叫び、突然の死を遂げた。あとに残されたのは「火の山で逢おう」という謎めいた手紙。そして差出人は“耳なし芳一”となっていた。偶然車中に居あわせたルポライター浅見光彦は、嫌疑をかけられた漫画家志望の家出娘池宮果奈、と自称ヤクザの高山に救いの手を差し伸べたばかりに事件にかかわることになってしまった。「あの女」とは誰なのか、“耳なし芳一”が企む過去からの復讐とは―。絶好調“浅見光彦シリーズ”舞台は長州下関へ―。

  • 浅見光彦の公式第44事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 個人的には浅見シリーズの中でも特にお気に入りの作品。内容がというより登場人物、特に池宮里奈と高山のキャラややり取りが面白い。

  • 下関などを舞台とした作品です。

  • いつものように浅見ファンに借りた本。先日下関の「赤間神宮」に行ったばかりなのである意味興味深く読んだ。話は内田さんの小説によくある戦争が関連したものだった。

  • 河豚をフクっていうのかーなど。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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