讃岐路殺人事件 (角川文庫 う 1-25)

著者 :
  • KADOKAWA
3.30
  • (4)
  • (7)
  • (27)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 179
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607251

作品紹介・あらすじ

浅見光彦の母・雪江が四国霊場巡りの途中で、交通事故に遭い、記憶を喪失した。東京に連れ戻された雪江はやがて記憶を取り戻したが、事故の加害者・久保彩奈が瀬戸大橋で自殺。浅見は母に命じられたまま香川県高松へ向かった。彩奈の不可解な死に疑問を抱いた浅見は独自の調査を開始する。そして、事件の重要な手掛かりを掴んだとき、彩奈の兄が「ウラシマ・タロウノ・ホコ…」とダイイング・メッセージを遺して殺された。讃岐路に浅見光彦の推理が冴える旅情ミステリー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 事故の加害者の女性が自殺、加害者女性の兄が殺害。大変な事件かと思いました。

  • 浅見光彦の公式第33事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  •  今回は、浅見さんのお母様が、お遍路さんをしようとしたところから、始まった話。

     そこで、お母様が車に引っかけられて。
     その事故を起こした女の人が、自殺したというニュースを見て。
     お母様が、自分と事故を起こしたのを苦にして自殺したのか、心配して、浅見さんが、その真相を確かめに出向く……。

     という、お話なんですが。

     最近、前程、浅見さんにトキメキを覚えなくなっていて。
     この系統の話は、どうもあんまりおもしろくない(ぁ)。

     それは多分、作者がどうのって問題ではなく。
     僕が大人になって。
     浅見さんの偽善的な部分とかそういうのが見えるようになって。
     そういうのが鼻につくようになってしまったんだと思う。
     それから、後、もう一つ言わせてもらうとするならば。

     作者は浅見さんをいいように書こうとし過ぎなような気もします。
     まぁ、それはあくまでも僕の主観、なので、あまり気にすることではないと思うけど。

     それはさておき。
     しばらくこのシリーズばっかり読むのは止めようかと思います。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田康夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×