- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041607367
作品紹介・あらすじ
浅見家恒例のカルタ会で出会った美女、朝倉理絵。彼女の父親が三年前に殺された事件は未だ未解決。浅見光彦は手帳に残された謎の文字を頼りに真相を追い求めて宮城へ……古歌に封印されていた謎とは!?
感想・レビュー・書評
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最初に出会った内田作品。
会社の先輩が面白いよとくれた一冊。
短歌とミステリーの絡みが私にはとても新鮮で面白く先輩に感謝。
この後随分著者の作品を読みました。
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読書録「歌枕殺人事件」3
著者 内田康夫
出版 角川文庫
p73より引用
“人間の記憶なんて、ごくいい加減なものだ
というのである。そんなことを言う割には、
警察の取り調べは、被疑者に何年も前の記憶
を無理やり思い出させたあげく、証拠として
提出したりする。”
目次から抜粋引用
“かるた会の夜
有耶無耶の関
本物の「末の松山」
教授とその弟子
名こそ流れて”
名門一家のはみ出し者でルポライターを主
人公とした、長編ミステリー小説。
代々高級官僚を輩出する名門・浅見家では、
例年かるた会が行われる。そのかるた会に、
今年は東京都のかるた女王が参加するのだが
…。
上記の引用は、警察の取り調べについての
一節。こういう問題が数多くあって、冤罪事
件もはっきりと実在することがわかって、い
よいよ取り調べが公開されるようになりそう
です。ただ、公開されるようになることで、
犯罪を犯した人間が、権利ばかりを訴えるよ
うにならないようにしてほしいものです。
2時間ドラマでもお馴染みの、名探偵浅見
光彦シリーズです。ベストセラーとして長年
売れ続ける作品であって、最後まで読みやす
い作品です。
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3.5
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地元が出てくるというので、買ってみました。
…。
確かに、出ていましたね。
はぅ…。