斎王の葬列 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607381

作品紹介・あらすじ

帝の名代として伊勢神宮に仕えた皇女たちの生涯は、儚い哀しみの歴史に包まれている。その斎王伝説を題材に、滋賀県土山町で映画のロケが行われていた。ところが現場付近のダムで、男性の水死体が発見され、容疑がロケ隊のメンバーにかかってしまう。監督の白井は高校時代の旧友、浅見光彦に嫌疑を晴らして欲しいと依頼するが、その直後に第二の殺人が発生した。真相を追う浅見は、やがて三十四年前の皇太子御成婚前夜に起きた惨劇に辿りつく-。

感想・レビュー・書評

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  • 頓宮、御古祉、人形代。勉強になった。

  • 帝の名代として伊勢神宮に仕えた皇女たちの生涯は、儚い哀しみの歴史に包まれている。その斎王伝説を題材に、滋賀県土山町で映画のロケが行われていた。ところが現場付近のダムで、男性の水死体が発見され、容疑がロケ隊のメンバーにかかってしまう。監督の白井は高校時代の旧友、浅見光彦に嫌疑を晴らして欲しいと依頼するが、その直後に第二の殺人が発生した。真相を追う浅見は、やがて三十四年前の皇太子御成婚前夜に起きた惨劇に辿りつく―。

  • 舞台の土山町は、何度も通っているので懐かしかった。
    斎王が斎宮へ行く道に当たって宿泊所(頓宮)があったことは知らなかったので、歴史好きな私にはとても興味深い内容。
    それにしても浅見光彦は天才的ルポライター兼私立探偵だ。
    ある時点で急に事件を解決してしまう。
    なぜその考えに至ったかさっぱり不明だった。

  • 浅見光彦の公式第61事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 2012feb

  • ミステリーはあまり好きじゃないけど、浅見光彦シリーズは歴史に関わるテーマに沿ったミステリーで、結構好き。
    斎王に関する本を探していたら、浅見光彦にあったので。
    伊勢神宮に仕える未婚の皇女。ロマンありますよね。
    内田康夫さんは小説の執筆にプロットは作らずに、原稿を書いていくと自由に小説が展開されるという独自の書き方をするらしい。
    不思議。天性の作家ってこと?

  • 浅見光彦シリーズ。
    この作品を読んで、より斎王に興味を覚えました。
    斎宮とは、天皇に代わり伊勢神宮の天照大神に仕える斎王の住まう所。
    歴史を遡り出すと止まらなくなる・・・

  • この作品ははまって読みましたね〜。全体に漂っているもの哀しさが私を射ました。斎王については源氏物語くらいしか知りませんけど(苦笑)。今回も浅見光彦は必殺仕置人になるのですが、前回と比べたら、まっ許せるかな〜と。運命とか宿命とかただの言葉にはできないナニカってあるんですよね〜。そのナニカに対しては人間は無力だというのが、これほど科学が進んでいるのに、と思うとやるせなくなることがあります。でもその”切なさ”を思えるからこそ人間として生きていけるような気がします。

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著者プロフィール

内田 康夫(うちだ やすお、1934年11月15日 – 2018年3月13日)
東京府東京市滝野川区(現・東京都北区)に生まれる。長野市出身の父の実家が戦災で被害を受けたため、長野市から戸隠山麓の村、秋田県羽後町、雄勝町、埼玉県、静岡県沼津市、秋田県秋の宮などに移り住む。
埼玉県立川越高等学校、東洋大学文学部国文学科中退。コピーライターや広告製作会社の社長を経て、小説を書く。1980年『死者の木霊』、1981年『本因坊殺人事件』を栄光出版社(当時。現在は別の出版社から刊行)から自費出版。3000部刊行の前者『死者の木霊』が朝日新聞書評で紹介されたことを機に、作家デビュー。1982年刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』が商業デビュー作となり、ここで名探偵浅見光彦が誕生。浅見光彦が登場する作品は116事件。累計で約9700万部を発行、映画やドラマ化もされて人気を博した。推理・ミステリー小説だけでなく、随筆やファンタジーなども手がけた。2008年、日本ミステリー大賞を受賞。
2015年7月26日脳梗塞が見つかったために入院し、毎日新聞で連載していた浅見光彦シリーズ「孤道」は2015年8月12日で終了。後遺症の左半身麻痺のため2017年3月に作家活動を休止、『孤道』執筆分がまとめて刊行された。加えて中断された物語の結末を一般公募し、最優秀作を「完結編」として刊行するという、毎日新聞出版、毎日新聞社、講談社、内田康夫財団連名による「内田康夫『孤道』完結プロジェクト」が広く話題となった。募集は2018年4月まで行われた。募集期間中の3月13日、敗血症のため83歳で逝去。
完結プロジェクト最優秀賞は和久井清水さん「孤道 我れ言挙げす」に決定。2019年春に講談社から刊行予定。

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