貴賓室の怪人 「飛鳥」編 (角川文庫 う 1-58)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 223
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607596

感想・レビュー・書評

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  • 手軽に読める「浅見光彦シリーズ」だが、その中でもミステリー色が少ない物語になっている。
    「飛鳥」を舞台にしているし旅情ミステリーとして楽しめばいいかと。
    「裁かれるべき人間」がいることはわかる。
    けれど、個人が「裁く権利」をそれぞれに行使したら法治国家は成り立たない。
    すべてを理解したうえで選択したある結末。
    光彦も岡部も、飛鳥船上だからこそ出来た選択なのではないだろうか。
    なお、この物語は「イタリア幻想曲」と一対になっている。
    「飛鳥編」だけを読むのではなく、「イタリア幻想曲」も次いで読んでほしい。

  • これを読んで、「飛鳥」に乗ってみたくなりました。ロマンありすぎ。
    光彦さんはあんまり目立ってなかったかな?

  • 4月-12。3.0点。
    豪華客船飛鳥での殺人。浅見と同室の、癖ありの男が、被害者。船内に動機のある人物が複数。岡部警視が登場。
    海外ミステリーの名作とオーバーラップ。途中から何となく結末がわかる。
    大きな謎は次作に。

  • 最近、よくテレビで豪華客船「飛鳥Ⅱ」の紹介を見るので、タイムリーに読めたのかも。

  • とりあえずは完結したとも言えるが、そもそもの「貴賓室の怪人」のなぞが分からずじまい。

  • 購入者:Shin
    浅見光彦シリーズ第2段!推理小説です。
    日本各地を舞台にした数々のシリーズとは異色で、豪華客船「飛鳥」を舞台にしてます。
    浅見ちゃんの怪盗ぶりはいつも脱帽。
    しかし、定年してこんな裕福な客船に乗れる人生を送りたいものだ。

  • うーん、いつものが好きかなぁ。

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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