天河伝説殺人事件(下) (角川文庫)

著者 : 内田康夫
  • KADOKAWA (2008年7月24日発売)
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  • 7レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607718

天河伝説殺人事件(下) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  新宿での変死事件と能の舞台での急死事件がどのように結びついて行くか。この作品を読み進める上で一番興味が惹かれる点だと思われる。実際、読み終わったところ、期待したほど面白い展開では無かったかな。という感じがした。浅見光彦ミステリーシリーズで、一番人気のある作品らしいということで、ちょっと期待しすぎたのかなという感想。
     二つの事件の被害者の親族から、二人のヒロインが登場する。新宿の事件は「智春」、能の舞台の事件は「秀美」。その間に浅見光彦が入り、上手い具合に二つの事件に関連を紐解いていく。その過程で、ヒロインとして秀美をメインに据えている点がもあるのか、新宿の事件の印象が薄すぎる気がする。それが2つの事件の結びつきの物足りなさに繋がっているのかなという感じもした。否定的な感想を書いたが、全般的には楽しめる作品だったと思う。

  • 能楽と古代の伝説を背景に、殺人事件と事実解明に奔走する人々の群像劇。
    事件の真相とトリックと、登場人物の性格と行動が楽しめる作品です。

    また「五十鈴」といった、魅力的なアイテムが登場する。
    映画でも観て、当時は欲しいなと思ったものでした。
    信仰心が問われそうで、買うに至っていないのですが。
    この五十鈴は、かつて漫画でも見かけたことがある。
    アンダーグラウンドカルチャーをパロディすることにおいて、「ケロロ軍曹」より老舗の「宇宙家族カールビンソン」で観たと記憶する。
    おそらくは、この作品へのオマージュでしょう。

    それはさておき、事件は警察ではなくルポライターが追うことになる。
    被害者家族や旅行者、また警察を巻き込み独自の調査と推理と行う。
    このルポライターの立場も非常に微妙で、完璧ではないが故に読者に支持されるのでしょう。
    複数の被害者とそれらの家族、それぞれが各々の思惑を胸に秘める。
    物語が進むにつれ、それぞれの役割分担も明確になるので途中で読み返す必要がない。

    能の舞台で才能ある若者がなぜ死に至らなくてはならなかったか、ぜひお読みください。

  • 新宿の高層ビル街で、突如倒れた一人の男。亡くなった男の手には、能の水上流宗家・和憲が所有していた「五十鈴」があった。芸能の神を祀る吉野・天河神社の大切なお守りを、なぜこの男が持っていたのか?水上流の後継者といわれた和鷹の急逝に続き、行方不明だった宗家和憲をも襲った謎の死。和鷹が亡くなる直前につけた「雨降らしの面」に封印された、水上家の悲しく謎めいた過去に、名探偵・浅見光彦が鮮やかに迫る。

  • もこみち版浅見光彦の第一弾としてドラマ化された作品。かつては、榎孝明主演で映画にもなっています。知る限り、このシリーズの映画化はこれだけ。

  • 映画にもなった話で上下巻だけど、なんか終わりがあっけなかった。もうちょっとラストが長くても良いなあ。

  • 日光、吉野などを舞台とした作品です。

  • 和鷹の急逝に続き、宗家・和憲を襲った謎の死。一方、東京で殺害されたサラリーマンが持っていた「五十鈴」は、和鷹のものだった……。それぞれの死が導く土地、天川へと向かった浅見が見つけた真実とは?

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