- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041607763
作品紹介・あらすじ
名探偵・浅見光彦のもとに届いた一通の手紙から、芳香が立ちのぼった。「四月十日午前九時、栃木市の幸来橋に来てください。でないと、私は死ぬことになります」。新進気鋭の調香師殺害事件に巻き込まれた浅見は、十年前に起きた、天才調香師殺害事件との奇妙な符合に気づく。華やかな香水産業の裏側、熾烈な開発競争の暗部、手探りで進む浅見の前に現れた三人の美女は、絢爛たる香りで名探偵の嗅覚をも狂わせていくのだが-。
感想・レビュー・書評
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有名な浅見シリーズらしいけど初めて読んだ。
長い事続いてるのか、ダラけてる感がある。そんな偶然が重なるものかと思うし、そりゃ無いぜってのが多かったかなー。勉強になるとこは幾つかあったけどもう無いな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「究極の香水」の副作用によってもたらされた死。
封印された「究極の香水」が再び現れたとき、それは「悪魔の香水」となり人々にあらたな死を招く。
自分の研究のすえに手に入れた開発結果は、研究者にとって何よりも大事なものなのかもしれない。
欲にかられて甘い蜜に群がる害虫のような人間たち。
殺人を犯しても大きな富は手に入れたいものだろうか?
不幸な出来事を乗り越えて未来へと歩き始める三人の娘たち。ラストが未来へつながるものでよかった。
いつもながら浅見光彦シリーズは読みやすい。
シリーズ初期はなかなか覚えにくいタイトルも多かったけれど、特徴のある個性的なタイトルになってからは、内容をすぐに思い出せるようになった。
タイトルの果たす役割は意外に大きい。 -
名探偵・浅見光彦のもとに届いた一通の手紙から、芳香が立ちのぼった。「四月十日午前九時、栃木市の幸来橋に来てください。でないと、私は死ぬことになります」。新進気鋭の調香師殺害事件に巻き込まれた浅見は、十年前に起きた、天才調香師殺害事件との奇妙な符合に気づく。華やかな香水産業の裏側、熾烈な開発競争の暗部、手探りで進む浅見の前に現れた三人の美女は、絢爛たる香りで名探偵の嗅覚をも狂わせていくのだが―。
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久々に読んだ内田康夫、浅見光彦ミステリーである。タイトル・内容に直接関係無いが、浅見フレーバーは変わっていなかった。
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読了。
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最後の方まで誰が犯人かわからなかったぁ~。
「香り」の世界をちょっと知ることができました。
面白かったわ。 -
久しぶりに光彦さんをよんだ。今回は香水について。この人ほんとネタに困らないでいろんなことから思いつくよなぁ。と思う。コメ問題だったり森林だったり。で、今回の話。マドンナは3人でいいのかな?いつもみたいにいい雰囲気になることがなかったのは意外だった。で、相変わらず携帯電話を持たない光彦さん。
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1月10日~12日
名探偵・浅見光彦のもとに届いた一通の手紙から、芳香が立ちのぼった。「四月十日午前九時、栃木市の幸来橋に来てください。でないと、私は死ぬことになります」。新進気鋭の調香師殺害事件に巻き込まれた浅見は、十年前に起きた、天才調香師殺害事件との奇妙な符合に気づく。華やかな香水産業の裏側、熾烈な開発競争の暗部、手探りで進む浅見の前に現れた三人の美女は、絢爛たる香りで名探偵の嗅覚をも狂わせていくのだが―。 -
舞台は奥日光。調香師殺害事件。究極の香水。三人の美女。
相変わらず携帯電話を持たせてもらえない浅見探偵。今時、自動車電話なんて使っている人いるんだろうか?
(2010/10/15)