遠く空は晴れても 約束の街(1) (角川文庫 き 6-16 約束の街 1)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041612163

感想・レビュー・書評

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  • ハードボイル 年だろうか?登場人物が多いとストーリーがうまく積み上げることができない。ご同輩方 如何されとりますか?童話にでも切り替えますか !
    ジッポ(ライター)が幾度となく登場。きっと何かキーワードかと・・・なんともなく終わった アマイ!

  • 約束の街 ①

  • 約束の街シリーズ1

    人生の塩辛いところを舐めて生きる男、ソルティ。
    暗い街のイメージで始まるこの一冊。
    読めば読むほど、はまります。

  • なぜ、北方ハードボイルドに惹かれるのだろう?

    北方謙三は、最も好きな作家。
    この文庫は、13年ぶりの再読だったが、やはり良い。

    『約束の街シリーズ』第1弾。
    海沿いのリゾートタウン。高級なホテル。クルージング。この街にやってきた1人の男が、事件の発端となる。主人公の若月は、男に注意を向ける。やがて起こる、地元ヤクザの内部抗争と覚せい剤がらみの事件。
    灼けつくような陽射しが、登場人物たちの影を一層濃くする。リゾート地の高級ホテルと謎の男、その対比は男の謎を強調する。

    ストーリーは、登場人物の視点で描写される。男たちの感情は表現されない。行動があるのみ。
    作者視点で描かれる作品より、読者の五感をダイレクトに刺激する。男が思い描く理想像のひとり、主人公の若月<ソルティ>。

    北方さんには、いつまでも魅力的な人間を書き続けてほしい。

  • 約束の街シリーズ1

著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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