さまよう薔薇のように (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041616086

感想・レビュー・書評

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  • 読めば読むほど二村永爾物とイメージがダブってくる。
    むしろ退職した二村永爾なのではと思うぐらい。

    とある地方都市(しかも一時期の)雰囲気を知るものにとっては非常なリアリティを持つのだが、知らぬとも楽しめると思いますよ。(あるほうが断然有利なのは当然)

    再購入2012/05/21JPN350

  • 江口寿史 氏の表紙につられて購入

    ヨコハマが舞台。主人公は元ボクサーで 検察事務官出身。輝かしい過去と ヤサグレな現在が、主人公のハードボイルドさを際立たせている。松田優作をイメージしながら読んだ

    キザ感は ないが、たまに本音が出てくる
    「俺の正義感は値札をつけられる」
    「桜が好きな世代だって、たまには薔薇に気をやる」

  • 再読。

  • 080904(n 081126)
    090111(s 090210)

  • うーん。やはり本格的なハードボイルドは、いまいち入り込めないなぁ。なんなんだろうね。あのクサイ台詞回しが好きじゃないのかな。ほとんど読まないからわからないけれど日本のハードボイルド作家というのはチャンドラーに影響されているのだろうか。それとも他の作家たちもこのような感じなんだろうか。まぁあえて確かめようという気も私にはないが。(←この言い回し、それっぽいでしょ)全然、この本に関して感想を書いていませんね。物語としては良く出来ていて面白い。このプロットで正統派のミステリーとして違う作家が書いたらどうなるんだろう。それはそれで面白いものになる気もするなぁ。

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著者プロフィール

1950年、神奈川県横浜市生まれ。漫画家などを経て、1972年『抱きしめたい』で小説家デビュー。「アゲイン」「ザ・ギャンブラー」では映画監督を務めた、『あ・じゃ・ぱん!』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『ららら科學の子』で三島由紀夫賞、『ロング・グッドバイ』でマルタの鷹協会・ファルコン賞を受賞。

「2022年 『サムライ・ノングラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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