黒い扇 下 新装版 (角川文庫 ひ 4-16)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041630198

作品紹介・あらすじ

日本舞踊茜流家元、茜ますみの周辺で起きた3つの不審な死。茜ますみの弟子で、銀座の料亭の娘・八千代は、師匠に原因があると睨み、恋人と共に、華麗な世界の裏に潜む「黒い扇」の謎に迫る。傑作ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 全体としてはペースも展開もちょうどよく読みやすかった。展開とボリュームが比例(?)していて、物足りなさや急ぎ過ぎ・・という欠点も特になく感じた。
    ただ、「黒い扇」というタイトルほど、黒い扇が意味のあるように思えなくて、、「女の復讐」とか、「復讐のナントカ」みたいなタイトルで良かった気がしますw
    最後の章は約2ヶ月後なのですが、約2ヶ月間もその事について話す余裕なかったのかよw恋人同士でしょ?wと思ってしまいましたw

  • 面白くなかった。最後まで「黒い扇」のタイトルが、宙に浮いている。ミステリーにしても、日本舞踏の世界にしても中途半端。わざわざ新装版にする意味があったのだろうか。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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