- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041633410
作品紹介・あらすじ
弁天屋のおえんは付き馬屋が稼業。「焦げついたツケを遊女屋にかわって取りたてる商売」だ。江戸の不夜城・吉原で、今日も不埒な客に手を焼いた見世から依頼が舞い込む。板に付いてきた馬屋稼業に、最近はなぜか枕さがし(盗難)や足抜き(脱走)、怪我をした芸者からの賠償請求といった風変わりな依頼も増えて、評判は上々。妖艶な女悪党、天神屋おとよ・通称「女郎蜘蛛」との因縁の対決に挑む表題作をはじめ、美貌のヒロインが悪党に下す鉄槌の数々。おなじみの啖呵と鉤縄で、おえんの活躍が光る痛快連作時代小説。
感想・レビュー・書評
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吉原の焦げついたツケを取り立てる付き馬屋・おえんシリーズ第三弾。すっかりパターン化し、池波正太郎の剣客商売のよう。味方はおえん、浜蔵、又之助、新五郎。今回は敵方に女郎蜘蛛・おとよが再登場。
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おえんが好き
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