- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041633441
作品紹介・あらすじ
文明八年、駿河の有力守護大名・今川義忠が急死した。後継をめぐる家中の対立に、幼少の嫡子・竜王丸の母・千冬(北川殿)は、弟・伊勢新九郎(北条早雲)を後ろ盾とすべく、駿河に招く。すでに、応仁の乱の勃発で室町幕府の支配は揺らぎ、実力ある者が上に立つ、新しい時代が始まろうとしていた。それは、己の可能性に賭ける最大の機会の到来でもあることを、新九郎は敏感に察知していた…。戦国の幕をあけた梟雄の知略を描く歴史長編。
感想・レビュー・書評
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伊勢早雲について書いた本で、早雲が備中で過ごした子供の頃から、三浦道寸を降して、相模を制覇するまでが書かれています。
早雲がらみの本を読むと、いつも気になるのが狩野道一の存在です。
あれほどむちゃくちゃだった足利茶々丸に最後まで仕えて、早雲による南伊豆の制覇を最後まで阻もうとしていました。
茶々丸を支えようとしたのか、単に外敵に対抗しただけなのか分かりませんが、どのような立場で戦っていたのかが興味あります。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-a68d.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊勢新九郎こと北条早雲の生涯を書いた長編、上下二巻です。姉で今川義忠の妻・北川殿との関係や、足利茶々丸との死闘など、なかなか面白い設定を数々駆使していて、最後まで興味深く読めました。
2010.05.31読了 -
戦国の先駆けのこのお方。
詳しくは知らなかったので興味津々に読ませてもらいました。 -
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