豪商伝―薩摩・指宿の太平次 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041633519

作品紹介・あらすじ

薩摩・指宿の海運商"山木"を十九歳で継いだ八代目浜崎太平次。かつて三井・鴻池と肩を並べ、長者番付で西の大関に輝いた家業は傾いていたが、積極的な海外交易で再建を果たし、瞬く間に全盛期を築く。藩政改革を進める調所笑左衛門とも結び、琉球・蝦夷地との交易をはじめ「抜け荷」で得た富は、藩財政を支え、一躍、幕末の薩摩を雄藩へと押し上げる。鎖国下に、開国を先駆けた幻の豪商の波瀾に満ちた生涯を描く、時代長篇。

感想・レビュー・書評

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  • 貧窮にあえいでいた薩摩藩を有数の裕福な藩にするべく、琉球、東南アジア、蝦夷地
    を中心とした密貿易を行った薩摩指宿の豪商浜崎太平次の一代記。時代の流れに翻弄されながらも知恵を使い商いを拡大する太平次の姿に当時は武士も商人も国を憂い、何かできないかを模索していたのだなぁーと実感しました。

  •  浜崎太平次は抜け荷(密貿易)で成り上がり、薩摩藩もこれを容認(後押し?)ひいては頼りにしていたということが分かった。幕末の歴史についてひとつ勉強になった。

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