金融腐蝕列島 (上) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 660
感想 : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041643068

作品紹介・あらすじ

大手都銀・協立銀行の竹中治夫は、本店総務部へ異動になった。総会屋対策の担当だった。組織の論理の前に、心ならずも不正融資に手を貸す竹中。相次ぐ金融不祥事に、銀行の暗部にメスを入れた長編経済小説。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。小説とはいえ、実事件を元に描かれてる。バブルの解説やメカニズムの本はいくつか読んだが、小説は現場の話をリアルに描いてくれるため、また違った面白さがあり、銀行という世界を垣間見ることができるのが純粋に楽しい。バンカー小説は初めて読んだので、その分感動も大きいのだろう。流石、ベストセラー。

    下巻は上巻で巻き散らかされた伏線が活きてくるのだろうか。楽しみである。

    ・小野ひろー尾上縫
    ・日本産業銀行ー日本興銀

  • 皆様が書いている通り、手に汗握るようなフィクションでありながら、ノンフィクションと間違うほどのバブル前後の銀行、政治の世界を克明に記されおります。また実際の事件等も詳細が記載あり

    主人公の頭の良さ、行動力また人間味あふれる感情の変化も書かれており、改めて文才が凄いです。

  • 金融列島シリーズは面白い。主人公が格好よくて羨ましい限り。

  • 珍しく映画のほうが面白かった!

  • 著者の特長は内容のすさまじいリアリティさ。
    都銀、不良債権、不正融資、総会屋対策、MOFなど
    一見して距離を置きたくなる内容だが
    ぐぅっと読者を惹き付けるストーリー展開は流石。

    こういった内容だからどうしてもテンポが悪くなる
    報告書の引用が含まれるが、会話中心の心情表現と
    情勢の変化を描写する際のテンポには感服。

    映画化されているみたいだからレンタルしようかしら…。

  • T部長に勧められて読んだ本。バブル期の銀行の悪行と、総会屋や暴力団との関わり、政府と銀行の関係、などが描かれている。難しい表現もよく出てきて読むのに時間がかかったけれど、今の仕事にも形を変えてでてきそうなお話でした。
    サラリーマンとして上司とどう対峙するのか、面白いお話でした。

  • 事実、実名に基づいたバブル期の金融業の状況。

  • 971232

  • とりあえず銀行に就職したくなくなる。
    うん、幸せな家庭を築きたい。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。化学業界専門紙の記者、編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされたリアリティに富む経済小説を次々に発表。企業組織の不条理と戦うミドルの姿を描いた作品は、日本中のビジネスマンより絶大な支持を得ている。他の作品に『金融腐食列島』『乱気流 小説・巨大経済新聞』『管理職の本分』『破戒者たち 小説・新銀行崩壊』、などがある。

「2020年 『銀行渉外担当 竹中治夫 メガバンク誕生(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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