- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041643150
作品紹介・あらすじ
追い風に乗った「ワタミフードサービス」は、ついに株式公開に向けて動き出す。しかし、FCビジネスの急激な業績悪化と、大企業の資本の論理が、渡邉に襲いかかる。息詰まる攻防の末、社運を賭けた事業の行方は!?
感想・レビュー・書評
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ワタミフードサービスの会長、渡邉美樹氏がいかにしてベンチャーから一代で大企業へと成長していったかを描いた実名の経済小説。子供の頃から社長になるという夢を持ち、居酒屋つぼ八のフランチャイズ店から出発し大企業との業務提携やその後のお好み焼きチェーン店の展開、売り上げ減少で迫られる業態転換など、不屈の闘志で山積する課題を乗り越えていく姿は爽快。詳細→
http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou6404.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
渡邊美樹氏の和民を立ち上げ、大きくする話。
トラックドライバーから資金集め、情熱的なプロポーズ等昭和な背景でどんどん会社が大きくなるところは面白く読めた。が、外食しないしあまり外食産業に興味がないせいか、下巻の半分までで飽きてしまったな。
外食産業に興味がある人には是非。
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ワタミ社長が若い頃どれ程の努力をされたかがわかる本。今ではブラック企業と言われてしまうようなことも多々あるが、ワークアズライフ的な生き方をされているとも思った。
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社長目線での語りだが、社員の目線も欲しかった。
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誠実であること、ほぼそれが書いてあった。
やっぱりそこかなぁ。
上巻から一気に読んじゃいました。泣けます。 -
紆余曲折がありながらも、店舗数拡大、売り上げ拡大を果たし、株式上場に漕ぎ着けたワタミ。その過程で、実力を発揮できない創業時からのメンバーを降格させ、袂を分かつなど、渡邉社長の人事にシビアな面も。数人の仲間がサークルのノリでやっていた時代と、規模が拡大するなかで求められる力は大きく違うということか。
社員が百人台で八十店舗、売り上げ100億円超(平成十年当時)ということは、如何に多くのアルバイトを薄給で酷使しているか、ということでもある。我々庶民にとっては有り難い価格帯のお店だが、少子化の時代にこのような業態を長く続けることが可能なのだろうか? -
ワタミフードサービスを率いる渡邉美樹は、山積する課題に直面していた。フランチャイズ店の不振、売り上げ減少で迫られる業態転換、事実上の子会社化を求める大企業との攻防、仲間との別れ。一方で低価格路線の新ブランド「居食屋和民」は順調に軌道に乗り、不屈の闘志で困難を乗り切った渡邉は、かつて「僕が語る夢には日付が入っています」と妻に約束した念願の株式店頭公開へ向け、着実に歩み続ける。家族、友情、取引先との信頼関係に支えられ、ベンチャーに乗り出した男の、爽快なサクセスストーリー。
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ワタミ創業者の渡邉美樹にフォーカス。社長になったあとのことしか知らないひとにとっては、何となくブラック企業のイメージが先行してないだろうか。
本書を読むとこの人の初志貫徹ぶりを貫く姿勢に驚く。まだ若かりし頃佐川急便のセールスドライバー時代の描写は面白い。入れ替わりの激しい外食産業において一代で地位を作り上げたことは名を残した経営者と言っていいのでは。
どうでもいいですが自分はワタミファンです。マラソン後に高校同級生とビールをひたらす頼み続け、最高のタイミングでビールのおかわりを届け続けてくれた千葉のワタミの女性店長が忘れられません。 -
上巻で、読む気を喪失。
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夢に日付ををモットーに突き進む。
著者プロフィール
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