濁流 上: 企業社会・悪の連鎖 (角川文庫 た 13-11)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041643167

感想・レビュー・書評

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  • 高杉小説です。
    きっとどこかにモデルがいるのだろうけど。。。
    気になる。

  • 経済小説。
    帝都経済のオーナー兼社長の杉野良治のもとで秘書として働く田宮大二郎。

    政治家や自社の力をつかい、企業から金をせしめる大物フィクサースギリョー。
    スギリョ−に目をかけられている田宮。
    メリットも大きいが、苦労も絶えない。
    帝都経済を一流誌へと志を抱くが、社内体質及びスギリョ−の影響力から脱することは難しい。
    そんな中、スギリョ−から婿にと期待される。

    企業の闇の部分を主人公の目線を通じてありありと伝わってくる小説。


著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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