濁流 下: 企業社会・悪の連鎖 (角川文庫 た 13-12)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041643174

感想・レビュー・書評

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  • 上・下巻セットで2.00

  • こう言う人も居るのかなと思いながら読み進んだ。

  • 湯河原などを舞台とした作品です。

  • 経済小説。
    ペンの力を使い、企業から金をむしり取る。
    自我が強すぎるオーナー社長スギリョ−。
    会社は釜の炭までも自分のものと思っている。

    帝都新聞の社員達はオーナーの気まぐれを向け入れざるを得ない。
    宗教団体への参加の強要などから、組合問題へ発展。

    また、主人公の大二郎は、スギリョ−の片腕として活躍するが、
    その行き過ぎた行為に心を悩ませる。

    出世競争、そして、その中で繰り広げられる負の部分が浮き彫りにされている本。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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