ザ エクセレント カンパニー 新・燃ゆるとき (角川文庫)

  • 角川書店 (2005年9月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784041643204

作品紹介・あらすじ

「サンマル」ブランドで知られる食品メーカー大手の東邦水産は、即席麺の米国工場建設を目指していた。「人を大事にする」経営理念のもと、市場原理主義の本場・米国進出に賭けた日本人ビジネスマンの奮闘!

みんなの感想まとめ

異文化の中で奮闘する日本人ビジネスマンたちの姿を描いたこの作品は、エンターテイメント性が強く、読みやすさが際立っています。前作とは異なり、より軽やかな文体で進められ、読者は速いペースで物語に引き込まれ...

感想・レビュー・書評

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  • 「マルチャン」の東洋水産の海外発展の関連の本。 社会人なりたての一時期、ひたすら高杉良さんの本をいくつか乱読したが、社会人10年経験して、またふらりと読みたくなった。 大企業で10年くらいやっていて、閉塞感を感じているころなので、読んで力をもらいました。 と同時に、自らがおかれた立場にどう展開できるか、少し考えさせられてしまいました。

    本自体は、かなり実話にそった内容で、アメリカ進出時のセクハラ問題やユニオン問題、異文化ダイバーシティなど、グローバル化が進んだ今でも十分読みごたえのある本です。

  • 日経の「私の履歴書」のようだった前作とは雰囲気が異なり、よりエンターテイメント性の強い経済小説を読んでいるようだった。東洋水産の社員たちが異文化の中で努力して良い会社を作り上げていく物語と受け止めた。事実、同社の米国やメキシコでのシェアは相当に高いらしいので、そのための努力も大変なものだったのだろう。駐在員同士の会話の中で創業者にまつわるエピソードが披露されるが、いずれも前作に描かれていることなので冗長に感じた。それ以外はすっかり引き込まれて、速いペースで読み進められた。

  • 学生時代に購入して読了していたのを、最近良く食べているマルちゃんのカップ麺を見て思い出し再読。前作である『燃ゆるとき』よりは堅苦しくなく、読みやすくなっているので割とスラスラ読めた。
    日本国内でも土地が違えば文化も違ってくるけど、異国となると丸っきり違うし、加えて言語も違うから意思の疎通の難しさは比べるべくも無いだろうなと痛感しました。

  • 『燃ゆるとき』の続編だが、こちらは 東洋水産の米国進出をモデルにしつつも、フィクションの体裁を取っている。主人公・高森は架空の人物だし。

    『燃ゆるとき』のタイトルで映画化されたのは、この続編のほうである。

    中井貴一主演の映画版『燃ゆるとき』とは、かなりストーリーが違う。映画も地味だったが、この原作はさらに地味だ。

    正直、まったく面白くなかった。
    「日本型経営とアメリカ型経営の衝突、そして和解」というテーマ設定はよいのだが……。

    「据え膳食わぬは男の恥」なんてフレーズが臆面もなく出てくる「昭和のおじさん」感にも、げんなりさせられる。

  • "久しぶりにいった古本屋で購入。
    読み始めてすぐに、まるちゃんで有名な東洋水産の話だとわかった。友人もつとめている。こんど、実態を聞いてみたい。"

  • 東洋水産をモデルにした小説第二弾。今回は、実名を使わず、東洋水産は東邦水産、森社長は高木社長、深川専務は深井専務。そして架空の人物、川森潔を主人公としてリアルなエピソードを展開させたという。

    舞台はアメリカ。アメリカに進出を果たした東邦水産が、セクハラ訴訟、ユニオン対策など、異文化の軋轢を何とか乗りきっていく、逞しい姿が描かれている。

    日本からの出向社員は、ことごとく誠実でタフ。一朝事あれば何を差し置いても駆けつけ、不眠不休で事に当たる、滅私奉公当たり前の超人たちだ。

    確かに、隙あればつけこまれ、闘わなければ自らの権利を守ることすらできない、厳しいアメリカ社会にあっては、ここまでやらないとビジネスでの成功が覚束ない、というのも分かるけれども、ちょっとやり過ぎなんじゃないなあ。これじゃあさすがにしんどすぎる。

  • 少し読みにくい。

  • 燃ゆる時の続編。東洋水産がアメリカに進出し、インスタント麺市場でNo1メーカーになるまでの軌跡をつづったもの。苦労を跳ね返し、成果を上げて内容に、元気をもらえる一冊。
    文化や考え方が異なる国で、いかにして東洋水産は快進撃を進められたのか、それは「人を大事にする」という日本企業が持つ強みを十二分に活かしたから。理解に苦しむ出来事に七転八倒しながらも、失敗した人にもチャンスを与え、人を信じ、人に任せることが成長に繋がる。文化の壁はコミュニケーションで乗り越える。文字にすると当たり前なことかもしれないが、この当たり前のことを非凡なレベルで愚直に追い続けたことが、成功の要諦。
    組合対策の詳細記述何かは、海外勤務をする際に非常に役立ちそう。

  • 海外で工場を操業することの苦労や問題などよくわかりました。それにしてもN食品がちょっと残念・・・。

  • (要チラ見!)/文庫

  • 小説というよりは、企業経営者向けの海外展開時のマニュアルといった感じ。
    小説のモデルは「マルちゃん」ブランドのあの食品会社社長とのことだが、こういう小説を読んで、しかも面白いと思える年齢になってきたという点でも感慨が。

    初の高杉良だったがなかなか気に入った。

  • なにが凄いって、大きなミスがあったとしてもそれを飲み込み、糧にさせる上司の姿。今の日本企業じゃ間違いなく左遷、降格だろうな。でも高度成長期の日本には大きなことをできる市場があったろうな。今じゃ、厳しいだろうが。

  • 「サンマル」のブランドで知られる大手食品メーカー東邦水産は、サンマル・INCを立ち上げ、即席麺の米国市場に進出した。長年悩まされた赤字からもようやく脱却し、第二工場も稼動を開始するが、セクハラ問題、ユニオン対策など、従業員の文化の違いに直面する...。山積する問題に、「事業は人なり」の理念で臨んだ結果は、米国市場トップシェアの獲得だった!市場原理主義を標榜する米国で、日本型経営の成功を描く力作長編。

  • 高杉良作品初読
    読みやすくおもしろいが、役に立つかというと微妙

  • なかなかよかった。
    泣けるねー。
    アメリカに進出しながらも日本型の経営を貫き成功する姿は感動ものです。
    最後は「人」なんですね



    出版社 / 著者からの内容紹介
    日本型経営が、市場原理主義の米国を制す。迫真の長編経済小説!
    食品メーカー大手の東邦水産は、「サンマル」ブランドで知られる即席麺の米国工場を\\ 建設を目指していた。「人を大事にする」経営理念のもと、市場原理主義の本場・米国\\ 進出に賭けた日本人ビジネスマンの奮闘を描く!

    内容(「BOOK」データベースより)
    「サンマル」のブランドで知られる大手食品メーカー東邦水産は、サンマル・INCを立ち上げ、即席麺の米国市場に進出した。長年悩まされた赤字からもようやく脱却し、第二工場も稼動を開始するが、セクハラ問題、ユニオン対策など、従業員の文化の違いに直面する…。山積する問題に、「事業は人なり」の理念で臨んだ結果は、米国市場トップシェアの獲得だった!市場原理主義を標榜する米国で、日本型経営の成功を描く力作長編。
    2008/12/5

  • すがすがしい読了感。何事にも前向きに、目の前のことに必死に取り組むことで、会社の中で引き上げられていく。素晴らしいリーダーのもとならば、結果的に終身雇用となるのもいいかもしれない。


  • アツイ思い
    突き進むココロ

  • 日本企業の海外進出をテーマに小説を展開。労働組合や裁判ざたなどのアメリカ特有の考え方などが小説を通じて少しですがわかりました。プロジェクトXを純粋に熱いと感じれる人にはお勧め!

  • 燃ゆるときの続編です。東洋水産がアメリカに進出する際のストーリー等を描いています。こちらもオススメ!

  • 東洋水産の続編。トヨタやソニーばかりが日本の会社ではない。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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