ブラディ・マリーは甘くない (角川文庫 き 7-14)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 56
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646274

作品紹介・あらすじ

私の大親友・葉子とその妹の真紀子がハワイにやってきた。葉子は私のボディ・ボード仲間、バイトでお金を貯めてはハワイを訪れ、プロのボディ・ボーダーを目指している。一方、真紀子は全身をブランドもので固めた短大生。あちこちでナンパされているが、お金のない男とはつき合わない主義らしい。姉妹とはいえ対照的な二人がハワイで出会った恋は、思いもよらぬ意外な展開に…。

感想・レビュー・書評

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  • 友人の葉子が2年ぶりにホノルルにやって来た。
    再会を喜ぶ二人だったが、今回初めて同伴してきた葉子の妹の真紀子がなにかと危なっかしく、葉子は気が気ではない様子で......。

    2015年9月27日読了。
    対照的な姉妹を通して、価値観の大切さを浮き彫りにしていく、喜多嶋節炸裂の1冊。
    大学出ても、就職先に期待出来ない......という話が出てるので、ちょうど就職氷河期という言葉が生まれた頃でしょうか。そここら改善されていない、ということがある意味で怖いですね。

  • 今回は恋愛色の強い内容でした。
    これからのマリーとタケシに期待!!

    相変わらずこの本を読むとお酒が飲みたくなります。
    後、お魚料理!!
    私もいつかハワイへ行ってみたいなぁー

  • シリーズ5作目。
    面白かった!
    エミーとタケシが可愛らしかったですね(^-^)微笑ましかったです。
    そして今回はお花の描写が綺麗だったなー。
    ハワイとかの花は、私の住む北国にはない独特の色香を持ってますからね。すごく興味深かったです。
    今回は恋愛要素が多かったね。でも楽しく読めました。

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著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2022年 『潮風メニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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