ブラディ・マリーに雪が降る (角川文庫 き 7-18)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646311

作品紹介・あらすじ

ハワイ出身のマノア氏は、船のプロペラを作って大成功を収めた初老の実業家。彼は、これまでに培った技術を利用して、風力発電でホノルルにクリスマス・ツリーを灯そうと計画した。ところが、マノア氏のもとに、計画の中止を求める脅迫状が届く。誰が、なぜ?マノア氏のボディ・ガードをつとめる麻里は、犯人捜しに乗り出すが-。ハワイの光と風があふれる、大人気シリーズ第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • 4-04-164631-6  0193¥724E.

    ブラディ・マリーに雪が降る
    角川文庫11140.

    (シリーズ第9弾)
    平成11年8月25日 初版発行(1999年)

    著者:喜多嶋隆(きたじま たかし)
    発行所:株式会社角川書店 角川歴彦

  • もうすぐ命の灯が消えてしまう妻と40年前に約束したクリスマスツリーを見せたい。
    その思いを胸にホノルルに戻ってきたマノア夫妻。
    プロペラ会社を経営するマノア氏は、自社で開発した新しいプロペラを使用した風力発電でクリスマスイブにツリーを点灯させようとしていた。
    しかし。風力発電を快く思わない何者かからの脅迫状がホテルに送りつけられてきた。

    2015年10月1日読了。
    次巻から麻里は私立探偵になるので、ホテル探偵としてのマリーの最後の物語になります。
    かといって、これでホテルを辞めるという話は出てきません。
    ジムとマリーのことですから、円満退社になるだろうし、物語にはならないかな(^^;
    今回はいつもとは違って、緩やかで穏やかな物語。前作がちょっとハードだった反動でしょうか。

  • 今回のマリーシリーズは少しシンミリ。

    結局、黒幕の大物がどうなったのかが全く書かれていなくて少し気になる所。

    でも、やはりこのシリーズは難しい事考えずに読めるのでお気に入り!

  • シリーズ9作目。

    これで最後?あとは番外編的な短編のみとなりました。
    今回も良かったです。夫婦愛と親子愛ですね。ラスト泣いたー。きゅんとしました。
    このシリーズは良いですね。とても楽しく読みました。

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著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2022年 『潮風メニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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