ハイビスカスが散った (角川文庫)

著者 : 喜多嶋隆
  • 角川書店 (2002年11月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646373

作品紹介・あらすじ

探偵・沢田麻里のもとに若き上院議員リック・シンプソンの身辺警護の依頼が舞い込んだ。依頼人は知的で美しい彼の第一秘書ジーン・フェレル。プエルトリコ人との混血で、人種差別反対を主張するリックには脅迫が絶えないという。三日後ハワイに到着したリックをマリーは出迎えるが、その後、狂信的な白人組織から彼への脅迫状が届く-マリーはテロリストからリックとジーンを守れるのか?夢を追い続けることの大切さを感じさせる大人の恋愛サスペンス。

ハイビスカスが散った (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 麻里の元に上院議員リックの身辺警護の依頼が舞い込んだ。依頼人は、上院議員の第一秘書であるジーン。リックはまだ38歳。自身が混血であるために感じてきた人種差別の壁を取り払おうとそれをポリシーに議員になった男だ。
    ジーン自身も人種差別を受けた経験があり、リックとジーンは公私ともにパートナーとして政治活動を続けてきていた。
    しかし。そんなリックの政治的思想には脅迫が絶えない。今回のホノルルへの滞在にもTV局へ脅迫状が届いていた。
    麻里はリックの身辺警護を引き受けるが......。

    2015年10月4日読了。
    <ハイビスカスという花の命は短い。朝に咲いた花は、その一日で終わる。夕方にはしぼみ、散ってしまうのだ。>ー本文より抜粋。
    上記の文章とタイトルにある「散った」という言葉で、誰かの命が散ってしまう、というのが想像できるように、今回も爽快というよりはしんみりとしたラスト。
    喜多嶋さんが次のステップに向かおうとしている姿勢がさらに顕著に出てきています。
    あとがきでも、著者自身が麻里のこれからの成長を楽しみにしている、と書いてありましたし、私自身もとても楽しみにしていました。
    が。この作品が発売されたのが平成14年。それ以降、いまのところ続編の刊行が1冊もありません。
    結局、このシリーズ以外の場所で次のステップに進んでしまったのかな?
    このシリーズが大好きだったので、とても残念です。

  • ちょっと淋しいお話だったような気がします。ラストが。
    そうなっちゃうのかぁーって。切なかったです。これでいいのー?って。
    これでブラッディ・マリーシリーズ既刊分は読了です。
    そういえばホテル探偵だったころよりもタケシの出番が少なくなった気がする・・・。

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