Sing〈2〉もう一度、ステージに (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646397

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  • 相変わらず読みやすい。
    ひらり読めてしまう。
    するりと心に入って来る。
    風が吹いてカーテンが揺れると、
    海の近くに住んでいるわけではないのに、
    海の気配を感じたりする。
    海、行きたいなあ。

    シリーズ第2弾。
    第1作で心にぽっかり穴が空いていた
    二人の少女はすっかり日々を手に入れた。
    鎌倉でウクレレを弾きながら歌い、
    生活の目途もついて、仲間も居場所もできた。
    そうなると新しいことに目が行き始める。
    充実感とともに悩みも生まれる。

    手を広げ心の内をすべて
    さらけ出したような海辺の街も、
    コロナ禍の中で
    閉塞的な夏を迎えているのだろうか。
    物語の中にいると、
    どんなチャレンジもできるし、
    何度でもやり直せそうだし、
    どこにでも行けそうな気がしてくる。
    心が開放的になる。

    引き続き音楽も流れている。
    普段、それほど音楽に触れていないのに、
    途端、音楽の中に身をおきたくなる。
    ウクレレの朗らかで切なげな音色が、
    どこからかかすかに聞こえて来る。
    何か音楽を始めてみようかな、
    そんな気になる。
    自然の音と合わさると、さらにいい。

    海辺の街と時間を感じる物語。

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著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2022年 『潮風メニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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