Sing 2 もう一度、ステージに (角川文庫)

  • 角川書店 (2004年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041646397

作品紹介・あらすじ

恋人を失った痛みを抱えながらも懸命に生きるノブの姿と、ウクレレに乗せたその歌が、挫折し傷ついた周りの人たちを勇気づけていく。前作「Sing」の続編として書き下ろされた、挫折からの再生の物語。

みんなの感想まとめ

恋人を失った痛みを抱えながらも懸命に生きる主人公の姿が描かれ、周囲の人々を勇気づけていく物語です。シリーズ第2弾として、前作で心に空いた穴を埋めるように、登場人物たちは新たな日々を手に入れ、充実感と共...

感想・レビュー・書評

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  • 4-04-164-639-1 C0193¥552E.


    Sing 2 もう一度、ステージに

    角川文庫13247.

    平成16年2月25日 初版発行

    著者:喜多嶋隆(きたじま たかし)
    発行所:株式会社角川書店 田口恵司

  • 相変わらず読みやすい。
    ひらり読めてしまう。
    するりと心に入って来る。
    風が吹いてカーテンが揺れると、
    海の近くに住んでいるわけではないのに、
    海の気配を感じたりする。
    海、行きたいなあ。

    シリーズ第2弾。
    第1作で心にぽっかり穴が空いていた
    二人の少女はすっかり日々を手に入れた。
    鎌倉でウクレレを弾きながら歌い、
    生活の目途もついて、仲間も居場所もできた。
    そうなると新しいことに目が行き始める。
    充実感とともに悩みも生まれる。

    手を広げ心の内をすべて
    さらけ出したような海辺の街も、
    コロナ禍の中で
    閉塞的な夏を迎えているのだろうか。
    物語の中にいると、
    どんなチャレンジもできるし、
    何度でもやり直せそうだし、
    どこにでも行けそうな気がしてくる。
    心が開放的になる。

    引き続き音楽も流れている。
    普段、それほど音楽に触れていないのに、
    途端、音楽の中に身をおきたくなる。
    ウクレレの朗らかで切なげな音色が、
    どこからかかすかに聞こえて来る。
    何か音楽を始めてみようかな、
    そんな気になる。
    自然の音と合わさると、さらにいい。

    海辺の街と時間を感じる物語。

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著者プロフィール

東京・本郷生まれ。明治大学卒。学生時代からロックバンドでドラムスを担当。卒業後、広告業界に入りCMディレクターとして海外ロケに飛び回る。そんな中、ふとしたきっかけで応募した小説現代新人賞(講談社)を受賞。作家としてスタートを切る。「ポニー・テールは、ふり向かない」などの作品は次々と映像化され、リズム感と叙情性を両立させた作品世界は、読者からの熱い支持を得ている。その後、葉山の海辺に移り住む。潮風が吹き抜けるハワイや湘南を舞台に、人生で大切にしなければならないプライドや愛を爽やかに描き続けている。KADOKAWA、光文社、中央公論新社などからの著書多数。

「2024年 『夏物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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