キャット・シッターの君に。 (角川文庫)

著者 : 喜多嶋隆
  • KADOKAWA (2010年8月25日発売)
3.82
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  • 13レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646489

キャット・シッターの君に。 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 恋愛に苦い過去を持つ主人公・芹が、猫によって知り合う人々と共に成長する物語。
    「自分で時間を止めてちゃいけない。思い切って時間を動かしはじめないと、心の傷が、ただの古傷になってくれない。」
    若いときは走ろう!走れば何かが変わる!起こる!

  • 実父が亡くなったことなどあり、ずっと本を読むことができなかったので2年以上かけて読み終えた1冊。喪に服している間は心を落ち着けるため、わが心のバイブル「大草原」シリーズしか読めなかったので…。
    読後の感想としては…キャットシッターというお仕事があるのね、という感心と、やっぱり私は犬派なんだよね、というところ。
    でも動物好きな人の動物に対する愛情のあり方、持ち方というのは、どんな動物に対してでも変わらないのかなと思う。動物は飼い主に無償の愛をくれるから。
    また犬が飼いたくなったなぁ。

  • 始めて読んだ著者。

    短編集ではなくて、主人公の芹とそれぞれの猫の飼い主&猫が関わっていく中でのひとつの物語。

    海辺と猫が出てきて自分好みの舞台だった。

    決して明るい世界観ではないけれども、静かで落ち着いた感じの話し。感じでいえば江國香織の『神様のボート』みたいな静けさ?(・∀・)

    短い話しなので久しぶりに一冊一気読み。久々に夢中で話に浸れたな〜。

    キャットシッターというところに惹かれて読んだだけだから、他の著書を読むかはまだわからない。機会があれば手を出したいな。

  • やはり、芹と真理が仲直りするシーンに、この本が伝えたい「どんな傷だって、時がたてばただの古傷」の意味を感じます。
    そして、
    古傷にするため
    自分で時間を止めちゃいけない…「どこかで思いきって、また時間を動かしはじめないと、心の傷が、いつまでたっても、ただの古傷になってくれない…」
    いい言葉です。

  • ドロドロの泥酔状態で読んだんですけど、結構爽やかで面白かったですよ。

    気軽に読めるのでオススメです。

    http://nogimmick17.web.fc2.com/Diary/entries/2010/8/28_2010_8_28.html

  • この話は、猫がいなければそうたいした話じゃない。主人公が抱える過去の傷も、キャットシッターのお客さんたちが抱える事情も、どこにでもあるとは言わないけど特別なものじゃない。でも、そこに猫が介在するというだけで、どうしてこんなにもしっとりとした話になるんだろう。それでいて、猫はそうメインとして扱われているわけでもない。なんていうか、猫を含んだ風景、状況の書き方が抜群にうまいんだと思う。
    猫を好きな人も、特別すきじゃない人も、読んでみて欲しい一遍です。
    新井素子が解説に書いている「猫を愛するように、人を愛することができたら」、これはなんていうかしみる一言でした。

  • この本の利用状況はこちらから(OPACへリンク)↓
    http://libopac.aiit.ac.jp/opac/books-query?mode=3&place=&code=30027882&key=B129533417520309

  • 初めて本をジャケ買いしてしまった。幸せそうな猫の寝顔なんて反則だ。
    お話はまあまあ。現実はこんなに気持ちよくは行かないよと思ったけど。
    主人公の芹の言葉使いがどうにも引っ掛かりました。顧客に対していい大人がタメ口ってどうなの。

  • 小説は特に現代の作家はなかなか読まないので
    正直この小説家のお名前を存じ上げませんでしたが。
    とても気持ちよく読めました。
    人のいろんな人生のなかで、そっと寄り添う小さな生き物。
    この小さな存在に、私達は支えられているのですね。
    作品の場所の設定もよかった。材木座海岸近辺は、私の好きな湘南でもあります。

  • 表紙からして癒されるわ。

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