恋のぼり 二人で見ていた、あの空に (角川文庫)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646496

感想・レビュー・書評

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  • 鯉のぼりの約束が素敵。
    そのシーンで、タイトルになるほど!と思った。

    ただ、悪い見方をすれば咲はちょっとずるい。
    なぜ今出会ってしまったんだろう…という気持ちもわかるが、ややもすると航のためにチョウを利用したような感じにならないか。
    どうにもならないけど、好きで一緒にいたいと純粋に思うのは素敵なことだけど辛いなあ。咲もチョウも、お互い傷ついたもんね。

    全体的に、文章に「…」が多くてちょっと読みにくい。非常に暗い感じが漂う。実際明るくはないけども。
    中盤以降は、魚がおいしそうな描写が多くてお腹減った。

  • 喜多嶋作品では珍しくシングルマザーが主人公。その主人公・小早川咲には、父を亡くしたショックにより言葉を失った息子がいるという設定。新しい恋の始まりと結末が描かれる。

  • 2011年2月2日読了。
    紙の本としてはなんと、今年の1冊目。
    喜多嶋さんには珍しいストレートなラブストーリー。
    虹のような恋を書きたかったとのことで、かなりせつない。
    せつなくて悪くはないんだけど、私が喜多嶋作品に求めているものとはかなり方向性が違って来ている。
    “ブラディ・マリー”シリーズが恋しい。

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著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2018年 『賞味期限のある恋だけど』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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