宇宙皇子(うつのみこ)〈5〉 (角川文庫)

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著者 : 藤川桂介
制作 : いのまた むつみ 
  • 角川書店 (1987年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041653098

宇宙皇子(うつのみこ)〈5〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 行人を討ち果たし、非業の死を遂げた大津皇子の恨みを晴らした宇宙皇子でしたが、高市皇子は病によって命を失います。さらに藤原不比等はそのことを理由に、金剛山の安全を保障するという約束を反故にしてしまいます。

    みずからの行動が、朝廷内における唐派と新羅派の対立にどのような影響を与えたのかはっきりと見通すことができないでいる宇宙皇子は、「和魂」の思想を実践して安易な行動に踏み切ろうとしない小角の思いを少しずつ理解し、仏道について学びつつも、若々しさに任せて彼なりの行動へと突き進んでいきます。

    宇宙皇子は、持統天皇と不比等によって推し進められた遣唐使の派遣を妨害し、さらに流民たちを糾合して朝廷に戦いを挑もうとします。

    これまでは、宇宙皇子のやや突発的とも思える行動にどことなく振り回されているような話の展開でしたが、朝廷内の政治的な衝突と宇宙皇子の行動が絡み合ってきたことで、ストーリーに一本の筋が明確になったように感じました。

  • 宇宙皇子サイドより、朝廷サイドの進行の方が興味深く読めた。相変わらず生き残るためにドロドロと駆け引きをしてる。そこが人間くさくていい。藤原不比等、いいキャラだな。

  • 地上編ではずっと宇宙皇子はこうなのだろうか。狂信的愛国者で武力も辞さない姿に、共感できない。まだ5巻もあるなんて、読者にとっても地獄道だよ。。。

  • 持統上皇が遣唐使を送る頃の話。いまひとつ感情移入できないのは文体のせいなのか、内容のせいなのか、私のせいなのか・・・。

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