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- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041653104
感想・レビュー・書評
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流民王国を築くという宇宙皇子の目論見は潰えてしまいましたが、次に彼は、流民となった人々を金剛山や大峰山で受け入れるという計画を実行に移します。しかし、数多くの人びとが押し寄せてくるとともに、朝廷との対立が激化することに懸念を抱く者が現われるようになり、ついに大峰山の韓国広足(からくにのひろたり)は朝廷に小角を売り渡すような行動に出ます。
宇宙皇子たちは抗戦を選びますが、彼の育ての母である福寿が朝廷に捕らえられてしまったことで彼の心は動揺し、最後に小角が朝廷に出頭することを決意します。こうして小角は大島へ流罪となり、指導者を失った金剛山の鬼たちは苦労しながらも、自分たちの理想を人々に伝え広めていくための行動をおこないます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作者の経歴を考えると、宇宙皇子シリーズは小説というより、脚本なんだろうな。各キャラの個性の表現は、映像や声優でやってもらおうと思っているんだろう。だから小角でさえも、笑い声は「ハハハ」。話の内容的には、あいかわらず。
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