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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041653227
感想・レビュー・書評
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とつぜん宇宙皇子が姿を消してしまうという事件が起こり、これまで彼とともに旅を続けてきた苦須里、釣、田加良、各務の遊鬼士たちは、彼を探して月世界を旅します。そして旅の中で、彼らの一人ひとりが、自分と宇宙皇子との関係を問い始めるようになります。
これまで、琉求への旅で宇宙皇子に同行した各務以外の鬼たちの心情には焦点が当てられていなかったのですが、ここにきてようやく彼らのキャラクターが立ち上がってくることになります。ただ、ストーリーの展開の中で自然に彼らのキャラクターが描かれるのではなく、唐突に彼らがみずからの心に向き合うようになる展開には、作為的な印象が付きまとっていることも否めないように思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物の内面に重点が置かれてきたのはよいと思う。かなりあっさりしてはいるが。
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