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- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041653319
感想・レビュー・書評
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『宇宙皇子』シリーズの番外編第1弾です。本編シリーズでは、いのまたむつみがイラストを担当していますが、こちらのシリーズでは所智一が担当しています。
小角が大島へ配流になっていた頃、宇宙皇子は朝廷を思いのままにしようとする藤原不比等を討たなければならないと決意し、仲間の遊鬼士たちとともに不比等襲撃を企てます。しかし、不比等の警護に当たっていた源魔僧正と、彼が反魂の法によって生み出した亡霊兵士によって、宇宙皇子たちの企図は阻まれてしまいます。
その後宇宙皇子は、福寿のすすめで白山の鬼たちを指導している泰澄のもとで修業に励み、源魔僧正との再戦に向けての準備を進めます。
今回は、小角をはじめとする霊力者たちを、不比等がどのような政治的立場に立って遇しようとしていたのかを伺い知ることができる内容になっており、本編のストーリーを補完するような視点が示されているように感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
外伝4巻読破
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