宇宙皇子 妖夢編 2 (角川文庫 ふ 3-56)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041653562

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  • 一本タタラという妖魔が現われ、里の人々は金剛山の鬼たちに救いを求めます。各務は遊鬼たちを率いて戦いに挑みますが、あいかわらず鬼としての自覚に欠ける彼らの指導に右往左往する羽目になり、さらに気力の衰えた隙を突かれて妖魔のダルに襲われてしまいます。

    各務は苦しみながらも、三笠山の女童から授かった土笛を吹くことによって、ついに霊力を現わすことに成功します。最後は、宇宙皇子が七星剣によって一本タタラの怨霊を鎮めることに成功し、宇宙皇子も各務も、そして遊鬼たちも、それぞれが成長を遂げることになります。

    妖魔との戦いと、平城京の政治闘争という、2つの軸が平行する形でストーリーが進んでいくようです。この2つがどういう形で交わることになるのか、少し楽しみになってきました。

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著者プロフィール

脚本家、小説家、放送作家。慶應義塾大学文学部国文学科卒(1958年)。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本脚本家連盟会員。京都嵯峨芸術大学客員教授。特撮作品やアニメーションの脚本家として『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『突撃! ヒューマン!!』『サンダーマスク』、『マジンガーZ』『六神合体ゴッドマーズ』『宇宙戦艦ヤマト』など多くの作品に携わり、小説家として累計1,000万部を売り上げた『宇宙皇子』シリーズなど。

「2015年 『今は昔“言霊”(メッセージ)あり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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