- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041662182
作品紹介・あらすじ
源義経・平清盛・源頼朝・武蔵坊弁慶・北条政子――。日本史上有数の大変革期を戦った源氏と平氏。「歴史の神」に選ばれた英傑たちのドラマと、定説からは見えてこない歴史をダイナミックに読み解く!
感想・レビュー・書評
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「モリとかヨリとか多すぎてわけわけんねぇー!!」と切って捨てたくなるような、源平争乱期に活躍した偉人たちについて、手っ取り早くスッキリ解説。前作『新撰組・幕末編』に比べると、著者の悪癖(左派や護憲派、戦後民主主義に対する罵詈雑言で話が脱線する)が大分控えめに仕上がっていて、読みやすかった。
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「パイオニアは悲劇を辿る」歴史の法則。
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既読でしたがNHK大河「平清盛」が始まったので再読。
源平時代の各人物に焦点を当てて書かれた本書、順に読むと繰り返しになる部分もあるけど、拾い読みするにはいい本です。義経、頼朝、清盛、後白河法皇の分量はたっぷりあります。 -
『西行花伝』を読んだとき、知識のフォローアップとして読んだ一冊。今週末から伊豆へ行くため、頼朝の項だけ再読した。
一般向けの歴史解説書として、適度に俗っぽくて面白い。歴史の経緯が明快に示される一方で、「判官びいき」や「左衛門」などの言葉の背景に触れるなど、時折挿入される閑話も気が利いている。ただ、後半は前半の叙述を別の切り口から反復している感が強いので、拾い読みしても支障はないと思う。普段、本の拾い読みが苦手な私だが、こういう構成の本であればそれもまた然りと初めて思った。 -
(2008.9.25 初版)
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2008年10月2日、天神の丸善にて購入。
2012/7/18~7/31
たまたま大河ドラマで清盛をやっている時期に、この本とこの時期を取り扱った安部龍太郎氏の「天馬燃ゆ」を平行して読んだ。日本史上、初の武家政権が誕生した源平時代であるが、今まで余りにも無知であった。小説と人物解説を合わせ読んだことで、おおよその理解が出来た。この時代、ある意味戦国時代より面白いかも。
著者プロフィール
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