魔界医師メフィスト暗夜蝶 (角川文庫 き 8-13)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041664131

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  • 読書録「魔界医師メフィスト暗夜蝶」3

    著者 菊地秀行
    出版 角川文庫

    P22より引用
    “おれのそばに近寄らないでくれ、と四十五歳の浮浪者は願った。
     夏の陽ざしがみんな吸いとられてしまう。この男に恋でもしち
    まったみたいに。”

     目次から抜粋引用
    “余震
     夏の虫
     風水の女
     魔都と魔震”

     超常の力を持つ医師を主人公とした、ダークファンタジー長編
    小説。シリーズ第四弾。
     極めて軽い地震が起きた魔界都市新宿、地震の大きさにくらべ
    てしかし、その後の出来事はあまりにも大きかった…。

     上記の引用は、主人公・メフィストの美しさを形容した一文。
    毎度毎度、メフィストの美しさが描かれていますが、その力の大
    きさから思うに、美しく見えるのもメフィストの力のせいかもし
    れません。
     徐々に魔震というものについて書かれてきているようです。こ
    こまででこの作品のファンになった方ならば、続けて読まざるを
    得ないでしょう。

    ーーーーー

  • 看護婦は腰を灼熱の剣に刺し貫かれ昏倒した。厚さ三センチの鉄扉をも突き通した武器の正体。それは精神病院に閉じ込められていた魔震の落とし子“ホーク”が甦り、放った肋骨剣であった。魔震から十数年、ある夜突如新宿を襲った余震は、魔界都市の新たな驚異と凄絶な戦いの幕開けだった―。メフィストを愛する旅芸人お蝶と“ホーク”の仲間たちの死を賭けた闘い。魔震の秘密に深く迫る、圧巻、超人気シリーズ第四弾。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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