仮面兵団 (角川文庫 た 14-8 アルスラーン戦記 8)
- KADOKAWA (1991年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041665084
感想・レビュー・書評
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ずいぶん離れていたアルスラーン戦記。
角川文庫の若者向け書下ろしシリーズで、天野喜孝さんの表紙イラストがカッコよくて手に取った「王都炎上」からスタートして早ン十年。新刊がなかなか出ず、かっこいいお兄さんたちだった戦士たちの年齢にあっという間に追いつき追い越し、気が付けば続編を追いかけることがストップしていました。
この度、ご縁あって!?国王就任後の後編をまとめて読み始めています。とにかく懐かしい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1991(平成3)年発行、角川書店の角川文庫。第2部開始。第2部は第1部よりもより国際政治の陰謀やらがでてくる。多彩な地理は欠かせないところ。しかし、少し寒いぐらいのところがちょっと厳しすぎるのではないだろうか。国際政治はかなりそれらしいが、戦いは相変わらずイメージがあまりわかないし、本当にそんなことができるのだろうか、と思ってしまう。
他:「あとがき」編者拝(1991年11月12日)、 -
銀仮面、再び。
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[自宅]
なんと懐かしい!
図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。
でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。
このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズ。この天野喜孝さんの絵にもハマったんだよな。菊池秀幸さんの「吸血鬼ハンターD」の挿絵もそうで、どちらが先だったかわからないけど、きっと天野さん繋がりでどちらかも読み始めたはず。
こうして本来のシリーズに加えて、"出版社名"などのシリーズを意識しなくてはならないのは、30年という時の流れのせい。どうやら自分の知るこのシリーズから、途中紆余曲折を経て、光文社にて完結していたらしい。しかもその移籍先の光文社でも、「カッパ・ノベルス」シリーズと「光文社文庫」シリーズがあり、前者は角川からの乗換時にあたって再版となる従来の10巻を2巻づつまとめ、新刊となる11巻からは単刊とした丹野忍さんによる挿絵のシリーズで、後者は恐らくは完結が見えて来た?2012年から、山田章博さんの挿絵によって全て単刊発行されたもの。
実際今回読んでいるのは10巻までは「カッパ・ノベルス」で、11巻からは期せずして「光文社文庫」シリーズ。とりあえずストーリーを読みたいから挿絵は我慢するけれど、やはり本当なら天野さんか、まだ世界観の近い丹野さんのイラストで全巻読み通したかったな。 -
第二部が始まってうれしかった記憶があります。
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再読。次の『旌旗流転』までは持ってたはずなのに、手許にあるのはここまで。チュルクやミスルの動きが活発化するほか、先王アンドラゴラスの遺体を盗み何やら邪悪な企みを抱く魔道士集団の跋扈など、新たな物語の胎動を感じさせる第2部の幕開けだが、読んでいて強く思うのは、この物語で一番楽しみなのは、アルスラーンの成長でもダリューンの武功でもナルサスの智略でもなく、ギーヴの奔放さなのだということ。もしもギーヴがいなければ、勇壮ではあるが随分と味気ないストーリーになっていたに違いない。
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殿下・・・(もう陛下か?)なかなかでてこない・・・