アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行 (角川文庫)

著者 :
制作 : 天野 喜孝 
  • 角川書店
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本棚登録 : 444
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041665107

感想・レビュー・書評

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  • 小さな不穏はパルスの周辺に続発しているが、多分アルスラーン治世最後の平穏な夏。
    アルスラーンはダリューンやナルサスと、国の在りようなどを語らいながら質素な晩餐を共にする。
    平民宰相というのはたまにいるけれど、アルスラーンの場合は平民国王なのよね。
    それでいて舞い上がらないところが素晴らしい。

    翼のある猿や鳥人間が現れて人々を不安に陥れたり、ザンデの死と入れ違いにヒルメスがミスルに入国したりと、あまり好ましくないエピソードが続く中、最悪なのがオクサスの一幕。

    女性だけがつかえる神殿に、さまざまな怪異が起こるというので、女性巡検使としてファランギースとアルフリードがオクサスに出向く。
    それはただの相続争いではなく、ものすごくどろどろした物を湛えた骨肉の争いで、蛇王よりもおぞましく感じてしまった。

    一番いいところでギーヴが現れるのはお約束にしても、なぜそこにいたのかという疑問と、何の役にも立ってないじゃんという突っ込みがどうしてもぬぐえない。

  • ヒルメスはミスルへたどり着き、乗っ取りを画策

    ファランギースとアルフリードは任務でオクサス領主ムンズウィルを訪ねる。レイラと出会う。

    クバードらはデマヴァント山へ向かい、落石により地下に閉じ込められる。

  • オクサス地方でのミステリーめいた趣向もあり、前巻までと違った面白さも見せる第2部第3巻。
    ヒルメスの復讐劇の行方が気になる。

  •  ついに蛇王側の本格始動か。

     前巻に引き続き、ヒルメス流浪譚は続いていく。判官贔屓とまでは思わないが、何となく応援したくなってきたよ。

     そして登場する新キャラ女性群は、そのうち誰かがタハミーネの実息女か。
     彼女に王位継承させて、執政をナルサスに任せ、アルスラーンは旅立つというラストもいいかも。

  • アルスラーン戦記、シリーズ10巻です。

    本巻は部下たちのいわば外伝的なお話が多かったように思います。
    まあ面白かったけど、本筋の話に進展がなかったのが残念。

    ですが魔物たちの活動がいよいよ活発化してきて、敵は隣国だけにとどまらず次巻は忙しくなりそうな予感です。
    ファンタジーとはいえ、私はあまり魔物とかは好きじゃないんですけどねー
    どうなることやら。。

  • 再読。

  • ヒルメス、まだ諦めない。しぶといなあ。かっこ悪かった過去も乗り越えてどんどんかっこ良くなる。しかも成長している。第二部入ってから、血統や正統を語らなくなる。では、その隙間には何が原動力としてあるのか?
    そこは只今復讐心で埋まっているが、さらに変化するのか。もしかして共闘もあるのか?

  • アルスラーンは平和だな。でも、いつか終わってしまうのがわかってて平和を味わう、さみしいなと思う。

  • アルスラーン戦記

  • この巻、校正が不十分だったのか人名の誤植が目立つ。前巻刊行から時間が相当開いたためか文体もやや変わっていて戸惑う。

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