夏からの長い旅 (角川文庫)

  • 角川書店 (1991年12月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (289ページ) / ISBN・EAN: 9784041671030

作品紹介・あらすじ

最愛の女性、久邇子と私の命を狙うのは誰だ? 第二の事件が起こったとき、忘れようとしていたあの夏の出来事が蘇る。運命に抗う女のために、下ろすことのできない十字架を背負った男の闘いが始まる!

みんなの感想まとめ

最愛の女性を守るために奮闘する主人公の姿が描かれた硬派なハードボイルド小説で、戦争の影響が彼の人生に深く刻まれています。ベトナム戦争を経験したカメラマンが、帰国後に恋人と共に直面する運命の試練が物語の...

感想・レビュー・書評

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  • 夫の本棚にあったので読んでみました。
    過去に戦争カメラマンだった主人公が、十数年経ってある女性と知り合ってから、カンボジアの地で仲間を見殺しにしたという誤解のもと、ある男から命を狙われるという物語です。
    1985年の作品。

    さすがに時代を感じて違和感多々あり(笑)
    中でも一番驚いたのは、バーに車で来ているとこ。
    それも悪役ではなく、正統派美人のヒロインが!
    あの時代は確かに飲酒運転の取り締まりは緩かったと思います。でも、違反であることには今も昔も変わらないはず。
    大らかすぎて驚き((笑)

    ハードボイルド加減は、逆に昔の方が型にはまった感じでイメージ通りかも。
    職業・デザイナー、Bar、タバコ、モノトーンのインテリア等、いかにも、でした。。

  • 主人公が、最愛の女性「久邇子」を守るために戦う、硬派のハードボイルド小説。

  • 大分前の作品。所々懐かしさを感じられる状況描写。正統派なハードボイルドという感じがした。

  • 戦場カメラマン

  • 木原は、美大出身でインダストリアルデザイナーだった。
    クニコに出合い 恋に落ちた。
    木原の自宅で クニコと初めての夜に
    放火された。その手段は、セミプロ並みだった。
    クニコのクルマに
    Merrily we go to hell and come back
    といたずら書き された。
    そして、二人が 乗った車に 銃が撃たれた。

    木原は、若いころにベトナム戦争のカメラマンとして活躍した。
    その頃は 夏木と言っていた。
    そして、夏木は 平松というカメラマンの銃で撃たれ
    死ぬシーンをカメラに収めたのだった。
    14年たって、復讐しているのは 誰なのか? 

  • 初期の大沢作品。
    今とは文体なんかも全然違うので、対比しながら読むと面白い。

  • 080905(n 090505)
    091128(s 100613)

  • ハードヴォイルド は センチメンタルだと 解説に書いてあった。
    なるほど…

  • 戦場で写真を撮っていた男。同業者の死の瞬間、彼を救出せずシャッターを切っていた。
    それ以来仕事を変えて日本で生活していた彼に、ある日、そのことを思い出させることが次々と起こる。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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