天使の牙(下) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 724
感想 : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041671160

作品紹介・あらすじ

新型麻薬の元締め〈クライン〉の独裁者の愛人はつみが警察に保護を求めてきた。護衛を任された女刑事・明日香ははつみと接触するが、銃撃を受け瀕死の重体に。そのとき奇跡は二人を”アスカ”に変えた!

感想・レビュー・書評

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  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベースより)
    犯罪組織「クライン」の独裁者君国の愛人はつみの身体と、女刑事明日香の精神を持つアスカは、己だけを信じて決死の囮を演じていた。組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ひとり。だが、古芳はアスカの精神が明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が…!!息もつかせぬアクション、巧みな構成、想像を絶する展開。感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。

    仕方ないとは言え・・・人死にすぎだし。組の若いモンにも親兄弟いるだろうにあっけなさ過ぎ。しかも、協力したが為に一家全滅とか。
    そこまでして手に入れたい程の女が世の中いるもんだろうか?

  • この着想は面白い。脳の移植でパワー系の女刑事がヤクザの美女の愛人になってしまう。
    様々な感想に、現代の医学でもありえない、とコメントしている方がいらっしゃいますが、私は現代で書けないことを小説にして楽しませることはとても良いことだと思っている。
    このありえない荒唐無稽の話がなんとも気持ちを高ぶらせてくれた。さらにありえない凄まじい抗争。こんなの現代で起ったらテロでも片付けられない。またそれが大沢在昌の真骨頂なのだろう。

  • あらすじ
    新型麻薬の元締め〈クライン〉の独裁者の愛人はつみが警察に保護を求めてきた。護衛を任された女刑事・明日香ははつみと接触するが、銃撃を受け瀕死の重体に。そのとき奇跡は二人を”アスカ”に変えた!

  • SF設定が入ってるけど論理的説明なしの小説が好きになったのは此の作品に巡り合ったからでした。
    物凄く強引な設定で超絶美人とガテン系女子の脳が入れ替わる。しかも美人だけ生き残るという超絶ご都合主義的展開。それなのに無茶苦茶面白い。
    アスカと仁王の最強ペア、それが美女と野獣の話にすり替わり、敵アジトに乗り込んでたった二人で敵組織を壊滅させる。ダイハードも真っ青な展開。
    しかも仁王の渾名はターミネーターだ。
    どんだけヒットした映画のいいとこ取りなんだと思うけど、面白ければ全て許される。
    再読して気付いたんだけど21年も前の作品。
    続編はやや小粒だったから「帰去来」は嬉しかったな。
    また書いて!お願いします!

  • 仁王と行動をはじめたアスカ。自分の正体を告げることなく、神、君国との戦いが激化していく。
    敵方は神の方がキャラが濃く、君国がただのヘタレとかしていた。メンタル弱っ!アスカの思った以上の簡単暴露に早っ、と思ったが、君国のメンタルが弱いおかげで上手くいったようなもの。金村と仁王のペアは格好良かったので、予定調和とはいえ、金村の死は残念だった。

  • 仁王の幼馴染み金村が出て来てから、物語に深さが増した感じ。悲しい部分だったけど。。闘う場面が、とてもスピーディーでハラハラした。姿が変わった恋人、明日香にまた寄り添う仁王で良かった。君国は、ちょっと……少女コミック気味で引いたかも。上巻では、なかなか入り込めなかったけど、下巻は読みごたえあった。脇役の金村がカッコいい!

  • 上巻に同じ

  • 作者が「読み始めたら止まらない物語、をめざしたこの作品は…」としているように、思わずドはまり。ロッカー室で上巻を読み終えたら続きが気になって気になって、帰宅後ごはんも食べずに下巻を一気読みしてしまった。こんなん初めて。
    ”ハードボイルド作家”のイメージが強かったから避けてたんだけど、これはそんなテイストじゃなく、でも緊迫感もバリバリで面白かった!
    ぜひ映画として見てみたい。
    ではここまで褒めといて、なぜ4つ星なのかというと、割合ベタな感じがするから?けど発表されたのが10年以上前ってことを考えるとスゴイかも。

  • 明日香の恋人だった古芳は、たった一人で愛人はつみの身柄確保の特命に着く。だが、君国の組織の内通者であるとの噂もある。
    この闘争の中、どんどんと人が殺されていく。警察官同士の殺し合いも出てくる。
    古芳とはつみの運命は如何に!

    手に汗握るスリリングな展開に、読む手が止まらなくなる。

    2016.12.28

  • 脳移植というトンデモ設定ながら、骨太のハードボイルドに仕上がっているのはさすが。続編も読むしかない。

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著者プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

「2021年 『爆身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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