冬の保安官 (角川文庫)

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本棚登録 : 129
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041671177

作品紹介・あらすじ

シーズンオフの別荘地に拳銃を片手に迷い込んだ娘と、別荘地の保安管理人として働きながら己の生き方を頑に貫く男の交流を綴った表題作をはじめ、飯倉の裏通りにあるバーを根城にする一匹狼のもめごと処理屋を描いた『ジョーカーの選択』、未来の巨大ホテルを舞台に、最悪の麻薬・ローズショットの中毒者で、常に死を見つめながらホテル探偵を続ける男を描く幻のSF連作短編『ローズ』ほか、大沢ハードボイルドの人気シリーズの役者がすれ違う、ファン必読の『再会の街角』を含む9編を収録した出色の短編小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 9編を収録した短編小説集。特に遥か未来の宇宙都市を舞台としたローズシリーズはSFハードボイルドで意表をつかれます。

  • 大沢在昌の短編集。
    いろいろなタイプの大沢作品が読めるのはいいんだけど、逆にそれが散文的というか、まとまっていないというか。

    後のシリーズ物となる「ジョーカーの選択」とか、幻のSF連作短編「ローズ」など、貴重な作品もある。

    一番読み応えのあったのは、一番長い作品「ナイト・オン・ファイア」。
    大沢在昌が書く、女性が主人公のハードボイルドはやっぱりいいね。

    あと、「カモ」も結構いい味。

    こう書いていくと、やっぱり大沢在昌ってエンターテイナーだなぁ、って思う。

  • 冬の保安官
    ハマのシェリフと言われた 別荘の管理人をしていた。
    そこで、小娘に出会い、ナッツのアイスクリームが
    欲しいとおねだりされる。

    ジョーカーの選択
    速野理麻という女の子を捜してくれと頼まれたジョーカー。
    外人相手の 娼婦だった。
    そして、巻き込まれる 特権的な外人たちが起こす
    トラブルの中に。
    腹上死された 和美のトラウマ。
    それが 癒されるのか。
    なぜか、そちらの方がおもしろそうだが。

    湯の町オプ
    もと 警察官。そして 弟がヤクザ。
    二人の境界線があった。

    カモ
    売れ始めた作家と
    金儲けができるようになった友人。
    学生のときは 麻雀のかもだった。
    友人は 種馬につかわれたと言う話。

    ローズ1 小人がわらった夜
    ローズ2 黄金の龍
    『自分の中に死しかもっていないオトコ』
    ローズ3 リガラウルの夢
    近未来の都市のホテル警察ローズの活躍。
    なかなか、入り込めなかった。
    想像力というのが 独りよがりのような気もする。

    ナイトオンファイア
    この短編集では 一番よかった。
    亡命したコボ将軍を 殺人犯で逮捕してほしいと依頼する
    ロックシンガー トモコ。
    黒豹をペットにする。
    女主人公を 殺人することをいとわない 女に成長させる。
     
    再会の街角
    出会いなのだが、よくわからない。
    ショートストーリー。

  • 他の本に収録されている作品もあるが、大沢ファンなら読まなければならない一冊。佐久間公、アルバイト探偵、鮫島が新宿で出会う「再開の街角」をはじめ、必読の短編が9編収録されている。

  • 〜2006

  • 短編集。
    ジョーカーシリーズにしちゃいましたけど、それはジョーカーの選択のお話のみです。
    これがジョーカーシリーズ第一作目。1話だけですけど。
    これだけじゃ魅力は伝わらないので、ザ・ジョーカーから読むのも全然ありだと思います。
    個人の好き嫌いがあるかもですが、ジョーカーシリーズはお勧めです★

  • 短編集。全9話。

    概ね可もなく不可もなくって感じでした。ただ、『ローズ』っていうSFものはあんまり入りこめずに3話全てスルーしてしまいました。

    でも、『ナイト・オン・ファイア』と『再会の街角』はよかった♪後者の方は、大沢さんの作品の中でも人気の高い、新宿鮫シリーズ、アルバイト探偵シリーズ、佐久間公シリーズの主人公たちが、街で偶然出会うお話です。

    なんかこういうのドキ×2するよね?確かに、現実的に考えれば同じ時間を同じ場所で生きてるから会うこともあるだろうけど、普通はあんまり、他作品の主人公を出演させたりしないものなのに・・・。漫画のドラゴンボールにアラレちゃんが登場した回並みに嬉しかったです(笑)

  • 日本的なものから外国チックなものまで。やっぱ時々ハードボイルド読まなくちゃ。

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著者プロフィール

1956年、名古屋市生まれ。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。代表作に『新宿鮫』(吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門)、『無間人形 新宿鮫IV』(直木賞)、『パンドラ・アイランド』(柴田錬三郎賞)、『海と月の迷路』(吉川英治文学賞)、近著に『覆面作家』『俺はエージェント』『爆身』など。

「2018年 『ニッポン泥棒(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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