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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041671214
作品紹介・あらすじ
物心ついたときから本が好きで、ハードボイルド作家になろうと志した。しかし、六本木に住み始め、遊びを覚え、大学を除籍になってしまった。そんな時に大沢在昌に残っていたものは、小説家になる夢だけだった。
感想・レビュー・書評
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大沢在昌氏が大人気作家になるまでの数々の困難……
売れっ子作家にもいろいろあるんだな、と思った。
幼少期の読書遍歴などもおもしろく、大沢在昌という人間自体ももっと好きになる。そこがエッセイのいいところだと思う。
ただ、ひとつ思ったのは、「永久初版作家」と呼ばれていた時代があるということだけれど、その時代に書いた小説は全然売れなかった(つまり評価されなかった)ということだから、あんまり読む気は起きないな、と……。
ゴルフの蘊蓄に終始する最後のほうに掲載されたエッセイ二編は、正直まったく興味がわかなかったので読み飛ばした。
全体的に見て読んでよかったと思える一冊である。
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