らんぼう (角川文庫)

  • 角川書店 (2004年9月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041671221

作品紹介・あらすじ

事件をすべて腕力で解決する、とんでもない凸凹刑事コンビがいた! 柔道部出身の巨漢「ウラ」と、小柄だが空手の達人「イケ」。”最も狂暴なコンビ”が巻き起こす、爆笑あり、感涙ありの痛快連作小説!

みんなの感想まとめ

荒唐無稽で破天荒な凸凹刑事コンビが繰り広げる痛快な物語が展開されます。巨漢のウラと小柄なイケは、検挙率は高いものの、彼らの手にかかれば被疑者は無傷では済まないという非現実的な設定が魅力的です。短いペー...

感想・レビュー・書評

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  • 「こいつらを逮捕しろ」と言う至極真っ当な感想を抱くほどに荒唐無稽で破天荒で非現実的な主人公二人なんだけど、少ないページ数の中にしっかり伏線を張って気持ちよく回収する技量で楽しく読めちゃう大沢在昌マジック。エンタメ作家としてやっぱり一流ですわ。

  • 大沢在昌の連作ミステリ短篇集『らんぼう』を読みました。
    『悪人海岸探偵局』、『標的はひとり』、『冬の保安官 新装版』に続き、大沢在昌の作品です。

    -----story-------------
    ケンカ上等! 暴力で事件を解決してしまう凸凹刑事コンビが大活躍!?

    事件をすべて腕力で解決する、とんでもない凸凹刑事コンビがいた! 
    柔道部出身の巨漢「ウラ」と、小柄だが空手の達人「イケ」。
    ”最も狂暴なコンビ”が巻き起こす、爆笑あり、感涙ありの痛快連作小説!
    -----------------------

    1998年(平成10年)に刊行された作品… 腕は立つがキレやすく素行不良、ヤクザのみならず署内でも恐れられている、巨漢の大浦・通称ウラと、小柄だが空手の達人の赤池・通称イケの刑事コンビを主役としたシリーズ10篇が収録されています。

     ■ちきこん
     ■ぴーひゃらら
     ■がんがらがん
     ■ほろほろり
     ■ころころり
     ■おっとっと
     ■しとしとり
     ■てんてんてん
     ■あちこちら
     ■ばらばらり
     ■解説 西原理恵子

    身長185センチ、体重100キロ・柔道部出身の大浦・通称「ウラ」、小柄ながら空手有段者の赤池・通称「イケ」… 凸凹刑事コンビの共通点はキレやすく凶暴なこと、、、

    検挙率は署内トップだが無傷で彼らに逮捕された被疑者はいない… ヤクザもゾクもシャブ中も、彼らの鉄拳の前ではただ怖れをなすばかり。

    被疑者を半殺しにし、チンピラの車をぼこぼこにし、拳銃をぶっ放し、カジノでは大暴れ――だが、そんな傍若無人で無鉄砲な捜査が、時に誰かを幸せにすることも?

    情け無用、ケンカ上等、懲戒免職も何のその! ヤクザにも怖れられ、“最も狂暴なコンビ”と呼ばれ大活躍… こんな刑事にはゼッタイ捕まりたくない! 検挙率No1にして被疑者受傷率No1、凶暴コンビ大活躍の警察ミステリ!

    現実離れした設定ですが… ウラとイケのハチャメチャなコンビが力で悪を抑え込むカタルシスは格別! 懲悪勧善の展開が愉しめました、、、

    それぞれの生い立ちに関わる、決して恵まれているとはいえないエピソードも登場して、読んでいるうちに二人に対して親しみが湧いてきて、ありえねー と思いながら感情移入できたし、人情とユーモアのバランスも良かったですね。

    イケの故郷でのエピソードで、イケの仄かな恋心が描かれ哀愁漂う展開が印象的な『ぴーひゃらら』がイチバン印象に残りました、、、

    本シリーズ… もっと読んでみたいのですが、本作のみのようなんですよねー もっと描いて欲しかったし、長篇も読んでみたかったなー 次も大沢在昌の作品を読んでみようと思います。

  • 185センチ・柔道部出身の「ウラ」、小柄ながら空手有段者の「イケ」。凸凹刑事コンビの共通点はキレやすく凶暴なこと。検挙率は署内トップだが無傷で彼らに逮捕された被疑者はいない。ヤクザもゾクもシャブ中も、彼らの鉄拳の前ではただ怖れをなすばかり。情け無用、ケンカ上等、懲戒免職も何のその!「最凶最悪コンビ」が暴走する痛快無比の10篇。

  • うらといけの凸凹コンビ。懲悪なんだけれども何かコミカル。よいです。

  • ウラ(大浦)とイケ(赤池)みたいにちょっとワルくて強い、そして間違いなくバカな男二人組ってカッコいい。そう言えば、この設定の物語は多い。新宿鮫以外の小説を初めて読んだけど、明るく元気なハードボイルドっていう印象だ。あまり悲壮感がないし、カッコつけていない。ただ、めちゃくちゃ強い。女っ気がないのもいいのかも。わんぱくな大人子供の男子たちには、なんか元気にさせられるなぁ。きっとオイラがなりたい大人はそういう大人なんだろうな。一見、勧善懲悪なんだけどウラとイケに勧善なところは非常に限られた範囲な訳で。

  • 「らんぼう」ものな刑事ウラとイケのコンビ

    ちきこん
    コンビニ店員な二人

    ぴーひゃら
    イケの地元

    がんがらがん
    アンソロジーと同一

    ほろほろり
    ウラの見合い

    ころころり
    裏カジノ潜入捜査

    おっとっと
    イケ入院中

    しとしとり
    ウラの友人のトミー

    てんてんてん
    撃ちたいイケ

    あちこちら
    詐欺常習犯の老婆

    ばらばらり
    お子様舌のイケ
    発砲

    解説
    西原理恵子

  • ウラとイケ。
    なんだろう このデコボココンビの刑事。
    法的なルールは、ほとんど関係ない。
    まずは、悪に対する怒り。
    そして、ヤクザ、ヤーさんへの 怒りが 原点。

    一話づつが完結しているが
    けっこう うまい編集である。
    ヌードの絵柄のアロハ って、どんな服だろう。
    着てみたいなぁ。

    ヤクザ対策の刑事が ヤクザにちかいというより
    ヤクザよりも ヤーさんらしいというのを
    主人公にしたのが おもしろいね。

    結構 痛快である。

  • 2012.10.14 読了

    ウラとイケのコンビ。
    男気に惚れられるかどうかで本書の評価が変わるだろう。
    好き。

  • ドラマ化にもなり、カッコいいけど汗臭そうな男の話

  • 暴力刑事、大男のウラと小柄なイケのコンビのコミカルな短編集。
    これだけ強いと怖いもの何もなくて、腕力で解決できるのって、ある面爽快。
    人情的な展開はお約束どおり。
    (図書館)

  • おもしろかった。
    テンポよくよめた。

    ウラと、イケのデコボココンビがとても痛快でした!!
    どっちがマルBなのかわからない 下品さ!!
    笑えますし、スカッとします。
    「おっとっと」の看護士の渡辺さんは二人をどう思ったでしょうね。
    「ちきこん」とか「ぴーひゃらら」とかの意味がよくわからなかったけどね・・・ 
    私は「がんがらがん」が面白かった♪

  • 在昌さんの本の中でもかなりコミカルな短篇集。暑くて脆くて最強!

  • スカッとしたい人、お勧めです

  • 小柄なイケと大男のウラのコンビが腕力を使って事件を解決するストーリー。こんな警察官は絶対にいないと呆れる反面、小説としては痛快で、一気に読める作品です。
    短篇・連作のハードボイルド。
    ちきこん・ぴーひゃらら・がんがらがん・ほろほろり・ころころり・おっとっと・しとしとり・てんてんてん・あちこちら・ばらばらり
    の10作品収録

  • 08/03

    扱ってる事件がみな小さいのが玉にキズ。

  • いい意味で、暇つぶしやストレス解消にちょうどいい。

  • 文章もらんぼう
    ・大沢氏の文章に、大胆なストーリー展開のなかに軽快さを
     感じるのは、繊細に細部が表現されていて それで
     いて無駄がないからだと思います。

    ・この作品は、登場人物の名前や言葉、ストーリのはこび
     が全体的にランボウな印象があります。ドラマもそんなデキでした。

    ・「悪夢狩り」や、「野獣かけろ」のような軽快や
     スリリングな感じがでてません。

  • ウラとイケのでこぼこコンビはいいですね。
    何ぞ頭を巡らしても結局は腕力、されど腕力、だから「らんぼう」。なんでしょうかね。

  • ヤクザもビビリ上がる刑事2人組の話。あらすじに惹かれて読んではみたけど…あともうちょっと何かが欲しかった。短編より長編でじっくり読んでみたかったなぁ。

  • はちゃめちゃコンビは、読んでて痛快です!!

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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