天使の爪 下 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 429
感想 : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041671269

作品紹介・あらすじ

最重要軍事機密である、脳移植の稀有な成功例、アスカ。彼女を狙ってロシア、アメリカ、そして日本の激しい駆け引きが東京を舞台に始まった! そして、脳移植が生んだロシアの怪物との戦いの行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • 20190814
    同じ脳移植者であるアスカに妹を重ねて執着するヴォールクとそれを利用するロシアのソコロフ、警察とCIAの協力を得ながらそれに対抗するアスカ。それぞれの思惑が交錯するなか、アスカは生き残ることができるのか。
    アスカ、ヴォールクそれぞれの視点から描かれている部分もあり、ヴォールク視点で知っていることをアスカが推理したりしていて、ひっかけか?と思うとそのままだったりするので、なんだか出来レース感を覚えてしまった。あとCIAがちょっと抜作過ぎる。アスカよりも古芳がヒロインかな?と思ったら、最後はちゃんとヒーローであった。しかし、ヴォールク弱体化しすぎでは…。

  • 天使の牙よりは入り込めたかな。仁王と明日香が恋人らしい関係性を前作より感じたのも良かった。上下巻で長かったけどスピード感あって一気に読了。登場人物が多くて、何度も前に戻ったけど(汗)今作は明日香の頭脳戦での闘い。その明日香を守りに守り抜く仁王。大沢さんの作品を読むたびに警察内部に詳しくなる自分が怖い(笑)

  • 女性刑事だった明日香の脳が、脳死のマフィア・神崎はつみに移植され、麻薬取締官の神崎アスカが生まれた。ある日、麻薬取締部が、全裸にロングコートの女性に襲撃され、ストーリーが始まった。アスカは、かつての同僚で恋人の古芳とコンビを組み、捜査を始める。

    東京を舞台にSVR(前KGB)やCIAまで巻き込み、麻薬取締官と警察官、暴力団関係者にも多数の死者が出る大活劇。脳移植自体がSFだが、映画並みに現実離れしてしまった部分に、やや期待を裏切られた。

    複数のストーリーが並行して語られるので、ミステリーの要素は少ない。それでも、主人公の感じる孤独と葛藤は、面白く描かれていた。

    2003年の作品。前作(初作)が「天使の牙」で、今回が「爪」である理由が、読みきれなかった。何か深い意味があるのだろうか。

  • 日本・ロシア・アメリカの情報機関、犯罪組織の思惑が入り乱れるハードボイルド。天使の爪はシリーズ2作目になるが、続編を期待させる終わり方。

  • 前作『天使の牙』が衝撃的な展開だっただけに、どのような結末になるのか最後は手に汗握る感じ。
    ただ、長過ぎて中弛みに襲われた…
    あと、ちょっとどころではなく、人が死にすぎです…

    2017.4.23

  • 息もつかせない展開で一気に最後まで。アスカは幸せになれたのか?

  • 下巻の方が話が最後まで一気に進む感じで、まぁ面白かったかな。でもやっぱり物語だという前提があるとしても、ちょっと現実離れしてるし、最後もなんかあっさり復活してるし…
    著者の作品を試しに読んでみた感想としては、ちょっと今後他の作品を手に取るかは考えるなぁといった感じだった。

  • 「でもね、この世で一番大切な人を傷つけられたら、女は、どんな男よりも危険になるってことを、あいつは知らない。それを思い知らせてやるわ」のアスカは格好良かった。

  • 脳移植で別人に人格移植された麻薬取締官アスカが,相棒の仁王(アダ名,一応人間)とともに悪に挑む話。
    シリーズ2作目のお約束で,同じ境遇の悪キャラが出てきたりと,話は面白いのが,どうにもこうにも上下巻1,000ページは長すぎる。

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著者プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

「2021年 『爆身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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