魔物(下) (角川文庫)

  • 角川書店 (2010年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041671283

作品紹介・あらすじ

逃走するロシア人が抱えていた一枚の絵。大塚は、それがロシアの教会で百年にわたり封印されていたイコンであることを突き止める。イコンに描かれた聖人カシアンにまつわる伝説とは? 渾身の黙示録的サスペンス!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

現実感を失わないファンタジックな展開が魅力の作品で、ロシアのイコン伝説を背景にしたサスペンスが展開されます。物語は、逃走するロシア人が抱える一枚の絵を通じて、聖人カシアンにまつわる超常現象やその影響を...

感想・レビュー・書評

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  • あっさりした文章だなと思った。
    ファンタジックな展開になったが現実感が失われることなく、リアルな温度感の小説だった。

  • ロシアのイコン伝説、カシアン(魔物)がもたらす超常現象、エンターテインメントハードボイルド。

  • ロシアから日本に向かう予定のマフィアが、旧友の神父から預かったイコン。
    魔物が描かれているというそのイコンを日本海に投棄しろというのだ。
    だがイコンは日本へやってきてしまう。殺し屋とともに。

    麻薬取締官と、魔物の死闘が繰り広げられる。

    いやはや、これは是非ともドラマ化すべきです。

    でも万人受けはしないでしょうねぇ……。
    玄人受けもしないかもしれませんが。

  • -15/12/9

  • 悪魔がロシアからやってきた。
    信じられないような話だがと繰り返されながら話が進んでいきます。
    途中からなんとなく先が見えてきちゃいます。
    まぁ面白いのですが期待程ではなかったです。

  • イコン パワー が 炸裂する。

    撃たれても、びくともせず 血も流れない。
    人を天井にぶつけて 殺してしまう。
    風とともに 瞬時に現れる。
    その根源が 憎悪。
    憎悪が強いほど 乗り移っていく。

    想像力が暴力的にほとばしる。
    しかし、イコンから・・・・というのが、
    物語の不安定性を 作っている。

  • イコンに描かれていた「カシアン」は聖人に列せられながらも、心に強い憎しみを抱えた人間にとりついて、欲望を満たす力を与える魔物であるという。
    その伝説ゆえ長きにわたって封じられていたのだ。超人的な力を発揮して逃走を続けるロシア人との奇妙な符号に気づいた大塚は、命をかけて真実を突き止めるため、心の奥底に澱んでいた過去の傷と対峙しようと決意する。

  • 上下巻にする意味が不明。何度も同じフレーズが出てきて、くどい感も。
    娯楽小説としてはそこそこ楽しめる。
    前半早い段階で展開と結末が予想できて、期待を裏切らないエンディング。意外性がないのが残念。

  • 舞台は北海道から東京へ展開していき、敵であるアシアンを追い詰める為に奮闘する主人公。

    過去の自分と向かいながら超人的力を持つ敵に立ち向かっていく展開が早くそして面白かったです。

  • 生まれつきの悪人が最後は死んでくれてメデタシメデタシ

    2011/12/24図書館から借用;27日から読み始めて同日読了

  • 続きが気になり寝る前に読み始めたら、朝に完読しちゃいました(笑)達成感と眠気が一気に来ました(−_−#)
    ありきたりな表現ですが、ドキドキハラハラとさせられました。

  • 5月-15。3.5点。
    魔物の正体がわかり、ヤクザにも主人公の話を信じる人物が出てくる。
    伏線通り、魔物が一人の人間に取り憑く。
    相変わらず一気読みさせる。ま、途中からラストが何となくわかるが。。。。
    こんなもんでしょう。

  • カシアンをイコンに封じ込めることができるのか
    手に汗握る状況を あっと言う間に
    読み終えた

    大塚さんとジャンナはこれからどうするのだろう
    気持ちの中で抑えておける悪意を膨張させる魔物はいらない
    魔物がいても抑えておける余裕のある人はほんの一握りだろう
    悪意も善意もほんのちょっとした事で、膨らみも萎みもする
    コントロールする術をしっかりと持ちたいものだ

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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