魔物(下) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 190
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041671283

作品紹介・あらすじ

イコンに描かれていた「カシアン」は聖人に列せられながらも、心に強い憎しみを抱えた人間にとりついて、欲望を満たす力を与える魔物であるという。その伝説ゆえ長きにわたって封じられていたのだ。超人的な力を発揮して逃走を続けるロシア人との奇妙な符号に気づいた大塚は、命をかけて真実を突き止めるため、心の奥底に澱んでいた過去の傷と対峙しようと決意する。向かった先は東京、憎しみが渦巻く魔物の理想郷だった…。

感想・レビュー・書評

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  • ロシアのイコン伝説、カシアン(魔物)がもたらす超常現象、エンターテインメントハードボイルド。

  • ロシアから日本に向かう予定のマフィアが、旧友の神父から預かったイコン。
    魔物が描かれているというそのイコンを日本海に投棄しろというのだ。
    だがイコンは日本へやってきてしまう。殺し屋とともに。

    麻薬取締官と、魔物の死闘が繰り広げられる。

    いやはや、これは是非ともドラマ化すべきです。

    でも万人受けはしないでしょうねぇ……。
    玄人受けもしないかもしれませんが。

  • -15/12/9

  • 一気読みしました。
    生まれつきの悪人
    飯田が死んでよかったです。
    話は面白いけど
    同じ言葉がたくさん
    出てきてくどい感じも
    ありました。
    終わり方はあっさりしていて
    結構好きでした。

  • 悪魔がロシアからやってきた。
    信じられないような話だがと繰り返されながら話が進んでいきます。
    途中からなんとなく先が見えてきちゃいます。
    まぁ面白いのですが期待程ではなかったです。

  • イコン パワー が 炸裂する。

    撃たれても、びくともせず 血も流れない。
    人を天井にぶつけて 殺してしまう。
    風とともに 瞬時に現れる。
    その根源が 憎悪。
    憎悪が強いほど 乗り移っていく。

    想像力が暴力的にほとばしる。
    しかし、イコンから・・・・というのが、
    物語の不安定性を 作っている。

  • イコンに描かれていた「カシアン」は聖人に列せられながらも、心に強い憎しみを抱えた人間にとりついて、欲望を満たす力を与える魔物であるという。
    その伝説ゆえ長きにわたって封じられていたのだ。超人的な力を発揮して逃走を続けるロシア人との奇妙な符号に気づいた大塚は、命をかけて真実を突き止めるため、心の奥底に澱んでいた過去の傷と対峙しようと決意する。

  • 上下巻にする意味が不明。何度も同じフレーズが出てきて、くどい感も。
    娯楽小説としてはそこそこ楽しめる。
    前半早い段階で展開と結末が予想できて、期待を裏切らないエンディング。意外性がないのが残念。

  • 舞台は北海道から東京へ展開していき、敵であるアシアンを追い詰める為に奮闘する主人公。

    過去の自分と向かいながら超人的力を持つ敵に立ち向かっていく展開が早くそして面白かったです。

  • 一気読みさせられました。後半の緊迫感とかは面白かったけど、メッセージ性がややくどいかな、と思いました。

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著者プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

「2021年 『爆身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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