これもすべて同じ一日 (角川文庫)

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著者 : 銀色夏生
  • 角川書店 (1986年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673010

これもすべて同じ一日 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この本を最初に読んだのは中学生の頃。
    長く再読してなかったけど、ふと全部読み返してみたくなって。

    中学生の頃はそんなに多くの本を読むことはなかったけど
    銀色夏生さんと藤本ひとみさんの本だけはかかさず読んでいた。

    恋する時間いたワタシに愛はまだ遠くて
    銀色さんの紡ぎだす言葉と景色にただただ感嘆した。

    特に珍しい景色でなくても、現実のワタシの目からは
    銀色さんの景色の色がどうしても見えなくて
    大人になればワタシにもこんなに青く白く静謐な景色が
    見えるんだろうか…と憧れながら何度も何度も本を広げた。

    大人になっても、やっぱり銀色さんの写真と
    言葉を置いたスペースの余白と行間と景色がとても好きだなぁと。

    中学生当時、夢と光を追いかけてばかりで
    夢見がちなワタシには見えないことばかりだったけど
    ココロの心情を通して見る同じ景色の違う表情を幾つも経験した今
    いろんな時間のアルバムを見ているようで少しくすぐったい。

  • タイトルがとても好きな一冊。
    詩を読まなくとも、このタイトルを目にするだけで満足してしまっている自分がいます。
    なんとなくふと、声に出してしまいたくなるフレーズ…「これもすべて同じ一日」。

  • 銀色夏生さんの写真+詩集は好きです。

    詩に、驚かされます。
    率直さに。

  • 自分で買った唯一の詩集、確か小学生の頃。
    優しい色味のものを目にしたくて久し振りに手に取った。
    詩って深々と読めずにいる、薄いコーヒーみたいに感じていたけど、実はけっこう影響うけてるんじゃないのか。

    詩の良さを論じるのは一生無理。でも全ての芸術は詩だと思う。

  • 写真がきれいじゃないか。引き伸ばしたの欲しい。文章は感覚的でさらさらしててそういう気分の時にはいいかもしれない。清涼飲料水のようだ。ご機嫌な夏休みに海水浴して、シャワーを浴びてごろんと寝っ転がってる時に吹いてくる風のような本だね。ぼーっとした肌に心地よい。秋になるまでには消えてしまうんだけど。すすきは黙って光っていた。ああ、このことのために、この光るものとそれを取り巻く静けさのためだけに何故生きていけないのか。何故ハッとさせられるだけなのか……珍しくストレートな言葉ですね。走り書きのように正直な気持ち。私もこう思って宇宙に放り出されたように宇宙からはみ出てしまったように悲しくなることがあるよ……。'89

  • 手放してしまったが、20代前半くらいによく読んでいた。でもこれは再読率低かった記憶。

  • #bookoff

  • あなたをさがしています
    そうしてそれも 嘘ですか

  • かすみのもやはキリのアメ

    今ひとたびとあこがれて
    流す涙の速さかな

    清き憂いを 言伝てて
    冬の夜風を あおぐ時
    我が哀愁はすそからめ
    地獄の底へ おちてゆく

    風の波間の寝の底に
    銀河の足を聞く間
    青白き胸のラムプの火
    サラサラ燃えて耐えがたし

  • 私が私の願いをみつめているようにあなたがあなたの願いをみつめてると、信じることができれば、それこそがたったひとつの私の愛の形。つるっと可愛い心にサラッと涼しい体にほほ染めて純情詩集。

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    理由あって、久しぶりに再読。初版で読んでいたから何年振りだろう。
    銀色夏生は、この初期のころと、そのあともう一回良い時期があるね

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