これもすべて同じ一日 (角川文庫 き 9-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 47
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  • / ISBN・EAN: 9784041673010

感想・レビュー・書評

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  • この本を最初に読んだのは中学生の頃。
    長く再読してなかったけど、ふと全部読み返してみたくなって。

    中学生の頃はそんなに多くの本を読むことはなかったけど
    銀色夏生さんと藤本ひとみさんの本だけはかかさず読んでいた。

    恋する時間いたワタシに愛はまだ遠くて
    銀色さんの紡ぎだす言葉と景色にただただ感嘆した。

    特に珍しい景色でなくても、現実のワタシの目からは
    銀色さんの景色の色がどうしても見えなくて
    大人になればワタシにもこんなに青く白く静謐な景色が
    見えるんだろうか…と憧れながら何度も何度も本を広げた。

    大人になっても、やっぱり銀色さんの写真と
    言葉を置いたスペースの余白と行間と景色がとても好きだなぁと。

    中学生当時、夢と光を追いかけてばかりで
    夢見がちなワタシには見えないことばかりだったけど
    ココロの心情を通して見る同じ景色の違う表情を幾つも経験した今
    いろんな時間のアルバムを見ているようで少しくすぐったい。

    • 山本 あやさん
      [♥óܫò]∠♡九月猫さん

      九月猫さん、はじめまして[*・ー・*]

      猫弁が縁となるなんてとってもうれしいですっ。
      うれしいコメントまであ...
      [♥óܫò]∠♡九月猫さん

      九月猫さん、はじめまして[*・ー・*]

      猫弁が縁となるなんてとってもうれしいですっ。
      うれしいコメントまでありがとうございます♡

      しかもっ、カーク!!!!!!
      私のまわりもまっったくカーク派がいなかったので
      うれしすぎですーーーー[*´▽`*]♡
      マリナシリーズと銀バラシリーズが
      藤本ひとみさんの本では一番好きです。
      銀色さんや、九月猫さんの本棚の本が
      いっぱい共通の大好きな本ですごくうれしかったですーっ。

      片桐はいりさんも大っっっ好きで、
      何度も何度も読んでます。はいりさんの文体
      すごく凛としてて楽しくていいですよねー♡
      梨木さんは何冊も積読状態なので
      読むのがますます楽しみになりました~♡

      ほんとにたくさんの好きが繋がった出逢いができて
      すごくすごくうれしいです。
      こちらこそ、これからよろしくお願いします[*Ü*]
      2013/02/21
    • 九月猫さん
      あやさん、こんばんは♪

      リフォローしてくださってありがとうございます!
      あらためて、これからよろしくお願いします(*_ _)ペコリ...
      あやさん、こんばんは♪

      リフォローしてくださってありがとうございます!
      あらためて、これからよろしくお願いします(*_ _)ペコリ

      カークファン、あやさんの周りにもいませんでしたかー。
      やっぱり和矢派かシャルル派が多いのでしょうね。
      ・・・カーク、かわいいのにっ。
      銀バラも、もちろん、好きです!
      こちらはもう少し続刊が出ると思っていたのですが(^-^;)

      片桐はいりさんもお好きなのですね。
      わたしちょうど今日、第二弾の『グアテマラの弟』を読み終わったところです。
      本当にはいりさんの文体、凛々しい感じがしますね。
      内容もとても楽しくて♪
      実は、はいりさん好きなのに本をお出しになっていること知らなくて、
      ブクログを彷徨っていて知ったんですよ。
      (ちなみに『猫弁』のドラマを観ていないワタシは、
       七重さんをはいりさんのイメージで読みました(^m^))

      こうやって知らない本に出逢ったり、
      好きな本を同じように好きな方に出逢えたり、
      カークファンにまで出逢えるなんて、嬉しい限りです=*^-^*=
      2013/02/21
    • 山本 あやさん
      [♥óܫò]∠♡九月猫さん

      九月猫さん、こんにちは[*Ü*]

      こちらこそ、こちらこそっ、これからよろしくお願いしますっ♡

      やっぱり銀バ...
      [♥óܫò]∠♡九月猫さん

      九月猫さん、こんにちは[*Ü*]

      こちらこそ、こちらこそっ、これからよろしくお願いしますっ♡

      やっぱり銀バラシリーズお好きなんですねーーっ!!!
      マリナシリーズも同様、コバルトのひとみさん作品って
      完結を見ず…ってことが多いのは悲しいですねー[´iωi`]
      銀バラっ、絶対どんどん続いていくと思いましたよねーっ。
      イースターとかも当時の日本になかった文化を
      ひとみさんの文章で知ることができた感動って
      ほんと忘れられませんよねー♡

      猫弁の七重さん!!!
      ほんとだーーー。はいりさんぴったりですねっっ。
      ドラマの七重さんもよかったんですが
      はいりさんだとより深みが出て、最初は表情からは
      いろいろ読み取らせないままで、あとあとじんわり
      あったかく人間味が出てきてすごく感動できそうですね!
      あぁぁあああ、はいりさんの七重さんみたいっっっ♡
      新刊の猫弁の七重さんは、はいりさんで読んでみますっ。
      ますます楽しみーーーー♪

      私は雑多なタイプで[*^▽^;]ェ))いろいろ
      ほんとにごちゃ混ぜなんですか、好きな世界が
      たくさんリンクしてる九月猫さんと
      たくさんの世界をより楽しめる旅が
      一緒にできたらとってもうれしいです♡
      2013/02/22
  • タイトルがとても好きな一冊。
    詩を読まなくとも、このタイトルを目にするだけで満足してしまっている自分がいます。
    なんとなくふと、声に出してしまいたくなるフレーズ…「これもすべて同じ一日」。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「タイトルがとても好きな一冊。」
      詩人だけのコトはありますね(銀色夏生ってタイトル付け巧いですよね←実はちゃんと読んだコトないのですが)
      「タイトルがとても好きな一冊。」
      詩人だけのコトはありますね(銀色夏生ってタイトル付け巧いですよね←実はちゃんと読んだコトないのですが)
      2014/04/18
  • 銀色夏生さんの写真+詩集は好きです。

    詩に、驚かされます。
    率直さに。

  • 自分で買った唯一の詩集、確か小学生の頃。
    優しい色味のものを目にしたくて久し振りに手に取った。
    詩って深々と読めずにいる、薄いコーヒーみたいに感じていたけど、実はけっこう影響うけてるんじゃないのか。

    詩の良さを論じるのは一生無理。でも全ての芸術は詩だと思う。

  • 写真がきれいじゃないか。引き伸ばしたの欲しい。文章は感覚的でさらさらしててそういう気分の時にはいいかもしれない。清涼飲料水のようだ。ご機嫌な夏休みに海水浴して、シャワーを浴びてごろんと寝っ転がってる時に吹いてくる風のような本だね。ぼーっとした肌に心地よい。秋になるまでには消えてしまうんだけど。すすきは黙って光っていた。ああ、このことのために、この光るものとそれを取り巻く静けさのためだけに何故生きていけないのか。何故ハッとさせられるだけなのか……珍しくストレートな言葉ですね。走り書きのように正直な気持ち。私もこう思って宇宙に放り出されたように宇宙からはみ出てしまったように悲しくなることがあるよ……。'89

  • 写真詩集。

    情景描写の詩が多い。
    なんとなくエッセイっぽい感じもする。
    珍しく、気に入る詩がなかった。

  • 初めて詩の本を読んだので全然感想が思い付かないのですが、この本に伝える事生きていく日常に、365日いつのまにか変わってるって意味なのかな?風景は日によっても違う、恋愛にも日によっては違うみたいな事を日によって違う事が幸せだと書いてるのを伝えている感じはします。途中途中写真が綺麗な感じがします。

  • 銀色夏生さんの写真詩集が好きです。
    寂しい、冷たく綺麗な色と言葉。
    嘘の詩が残りました。
    今の時期に読んで、季節がちょうど良い気がしました。

  • 手放してしまったが、20代前半くらいによく読んでいた。でもこれは再読率低かった記憶。

  • #bookoff

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

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