- Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041673119
感想・レビュー・書評
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歌詞を転載した前半部分は多少退屈だが、それ以外のエッセイ、ポエムは言葉が輝いている。まっすぐ、そして、しなやか。私の中では、銀色夏生本の中で『ロマンス』に僅差で本書が第一位。
特に「わすれな草」の凛とした感じ、「曖昧」の切れ味の良さは私のお気に入りだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わった後、とてもすきだなあと感じた。銀色夏生さんの本は初めて読んだけれど、けっこう自分にしっくりくるものがある。
写真と文字とのBalanceがぴったりはまっていて、見開き1ページごとに、素敵で大きな物語だった。
「未熟な週末」がぐいっとひきこまれた。 -
図書館から借りました
エッセイ・歌詞、詩。
銀色夏生さんは読めるのです。なぜか。(無夜はあまりエッセイのたぐい読まない)
相性がいいのかもしれません。
恋の詩が多いです。
すんなり読めます。
あんまり激しくないからでしょうか。
女の子の写真が挿絵として入っていて、爽やかです。
女の一人旅、みたいな。
初夏の海岸とかを、帽子かぶっていく。
なぜか私には読みやすいのです。 -
大学時代に読んだ。
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片方の脳をを消して読まないと、きっと分裂してしまう。
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いつもいつも、次に来る季節が一番好き
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粒ぞろいの詩集。
うまいなあと思ったフレーズを一つだけ抜書きしておこう。
私は、男と女というのは、やはり、基本的には別の生き物だと思っていて、だからこそ別の生き物のくせに言葉が通じたりすることが楽しいと思うのです。
(本書「男の人」より)
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高校時代によく読みました。あの頃はなんだか切なかった。
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「あなたのことを知ってても、時々知らないような気になる」タイミングとバランスを綴る詩集。写真と共に。
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写真と文章の組み合わせが素敵。「夜の堤防から投げたもの」がすき。(2007.10)