ばらとおむつ (角川文庫 き 9-63)

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673652

感想・レビュー・書評

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  • 2007/05/24

  • 介護についての心構えが少し楽になる。

  • 銀色さんのお母さんしげちゃんが脳梗塞で倒れて
    お兄さん(つれづれで有名なせっせ)がメールで
    兄弟姉妹に送ったその後の介護状況と
    そのメール内容への銀色さんのコメントなどが
    日記形式でおさめられている。かんちやさくちゃんも
    登場して面白く読める。
    介護日記なんて、すごく重い感じになりそうだけど
    せっせが面白おかしく(でもたまに爆発しそうに
    なりながら)書いてあって良かった。
    人事ではない介護、こういう風にやっていくんだな
    って少しわかった感じ。いかに介護する自分が
    壊れないようにするかが大事かも。
    せっせにとってはばらとおむつという題名で
    兄弟姉妹に送るお母さんの近況や介護への愚痴が
    気晴らしにもなっていたんだなって思った。
    次号続いているので、次を読むのが楽しみ。

  • これの続編がこの間本屋で平積みになっていたのでじゃあ一巻目を読んでみようと思ったら売り切れ中。まあ急いで無いし図書館で借りるか、と思い借りてみました。…図書館でオケだったかな。

    せっせ氏の抑揚の効いた文章はなかなかオツで面白かったです。それにしても頑固で悪く言うとちょっと依怙地な方ですね。水虫の件は呆れつつも笑ってしまいました。
    良くも悪くも親戚との付き合いは他人と違い離れてしまえば終わり、とできない分始末に負えないものがあるんだなあ、と他人事のように思いました。いや、実際他人事なんですが。

    そして銀色夏生氏の子育て日記はほとんど共感出来ずに終わりました。この方の娘を生きるのは大変そうだ。娘が優しくないと嘆く前に自分が優しくなるしかないんじゃないかなあなんてぼんやり思ったりしました。女性同士だから変に反発するんでしょうね~
    子供は親を選べないからなあ、まあ逆も又しかり、だけど。

  • 銀色夏生さんのお母さんの介護記録。とはいえ、世話はお兄さんが担当。何か銀色さんの個人的情報を知ってしまったなぁという感じでしょうか。この介護シリーズで住所や実名を知ったような。おもしろくはなかったです。

    まぁ、それでもつれづれシリーズがお休み中で銀色夏生さんの作品に飢えてたから?続編も買っちゃいましたが。三作目も出るみたいだけど、次はどうしようか。なんだかんだ言って買っちゃうのか。

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:916||G
    資料ID:95090279

  • 「つれづれノート」の延長のよう。
    セッセのメールが面白い!

  • 最初は家族の中での重い内容かな?でも銀色さんなら彼女流に何か違う視点で書いてあるはずと戸惑いながら、期待しつつ買った本。
    私の母も腰が悪く日々心配にくれながら買った本だった。

    彼女の問題を抱え込まず、冷静に考えられる視点が好きだったー

    私も気持ちが軽くなれなおかつ笑えたー

  • 2009年11月22日(日)、読了。

  • さく君の「いい思い出が消えてゆく…」という感覚、よくわかる。
    嫌いになりたくないんだよね?

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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