子どもとの暮らしと会話 (角川文庫 き 9-65)

著者 :
  • 角川書店
3.67
  • (21)
  • (20)
  • (49)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 212
感想 : 33
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673676

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まあ、銀色夏生が好きで読んでいる人ならご存じだと思うが、育児書ではない。
    つれづれ以外の形態はないかと迷走してた時期?なのか。
    ここで表現されていることだけ見ると、どっちもどっちだな…と。

  • 再読。

  •  子どもとの暮らしを、日記風に書いたエッセイ。子どもといっても、並大抵の子どもじゃない!という感じで、「カーカ」と「さく」のどちらも個性的。2008年の本だから、「カーカ」と「さく」は今頃、どんな風なんだろうなぁ。特にカーカ……。

  • 姉の部屋で発見し、勝手に借りて帰って来た。
    『つれづれ』シリーズのようなエッセイ。
    カーカ(長女)とさく(長男)の
    お父さんが違って性格もまるで違う
    子どもとの怒濤の毎日が楽しかった。

    ほのぼの会話や姉弟げんか、
    親子げんか、学校の行事のこととか…
    いろいろ。
    きれいごとじゃない部分も克明に。

    特に”悪いカーカ”が凄い。
    風呂に入らずデキモノだらけになったり、
    教室で落としたキャベツを拾って食べたり、
    全く宿題をしなかったり、
    機嫌が悪いときは酔っぱらい親父のように
    2人(銀色さんとサクくん)に恐れられている姿が。
    感情を全て吐き出しながら生きている様子が。

    しかし、友達は多いみたいだから
    不潔なだけで
    外では案外いい子なのかも。

    子どもって思い通りに育たないし、
    大変そうだなぁと思った。
    でも、”良い子”の子育てより
    読んでて興味深いかも。
    カーカ、どんな大人になるのか。
    表現者になりそうな変わり者っぷりだ。
    銀色さんも「ものおじしないところをのばせばいい」
    と本人にアドバイスしてる。
    さくくんの良い子っぷりも
    もちろんかわいらしいけれど、
    カーカがどうなるかの方が興味がある。

    やっぱり、むーちゃん(カーカのお父さん)が
    いないからというのも
    乱暴者になった一因なのかなぁ…と思ったり。

    子育てに行き詰まってる方の気分転換にも
    よいかも。
    真面目で頭の固い人が読むと
    子どもの前でこんなことを、キー
    ってなるかも。

    子育てってとってもクリエイティブ。
    子どもには希望がいっぱい詰まってる!

  • 0217253616

  • さく君の若さで感謝の気持ちがもてるって凄いな。カーカの成長も楽しみ。
    つれづれノート復活はとても嬉しい。
    久しぶりに親戚一家の近況を聞けたような気分。

  • 今回はカーカに関する愚痴が多かった・・・
    でも、あんなに個性が強いと、育てるのも大変そう。
    子育てしてるような気分になり、ちょっと疲れた。

  • 後半から日付が入るようになり、
    つれづれノートのようになる。

  • 銀色夏生さんのエッセイ。つれづれノートのようで面白く読みました。

  • そんなに好きじゃないんだけどなんか読んでしまう。つれづれノートの延長で。しかも、東京に引っ越すみたいだし、どうなるんだろう。そして、カーカがこの先どうなるか楽しみ。本人のいいぶんもあるのだろうけれど、そうとうな性格みたいなので(思春期に特有とも思えないような)どんなふうになっていくのか楽しみ。

著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×